株式会社売れるネット広告社（以下：売れるネット広告社）は、「売れるD2Cつくーる」において新たに「ランディングページ自動生成（AI生成機能β）」を開発、2024年7月末までにサービス開始することを公表した。

複数設定を約3分で実現

売れるネット広告社が開発した「ランディングページ自動生成（AI生成機能β）」でははじめに、商品名・商品カテゴリー・商品画像・オファー・商品価格・商品容量など10項目を入力。AI等を使い、A／Bテストの勝ちパターンが反映されたレスポンシブデザインの「ランディングページの自動生成」「引上ランディングページの自動生成」「フォローメールを自動生成」「システム自動設定」を約3分間で実現することが可能となる。

作成したデザインについては、クラウドサーバ上ですぐに公開することができる。

※画像元：「ランディングページ自動生成（AI生成機能β）」提供開始（株式会社売れるネット広告社）

※画像元：「ランディングページ自動生成（AI生成機能β）」提供開始（株式会社売れるネット広告社）

AIを活用し、よりスムーズなLP制作を実現

「ランディングページ自動生成（AI生成機能β）」の開発にあわせて、今後はクライアント毎にカスタマイズした画像・動画・ライティングなどを人工知能（AI）や生成AIにより作成し、実装できるサービス開発も進めている。

現在、人工知能（AI）を活用したサービス連携によって、自動生成した画像を「売れるD2Cつくーる」上にアップロード、組み込むフェーズまで開発は進んでいるという。

そこで、2024年7月末までの開発では「売れるD2Cつくーる」上の「自動生成のための情報入力画面」上において、よりスムーズに人工知能（AI）や生成AIによるランディングページの制作が行えるサービスを開発するとしている。

LP制作における時間、費用を大幅削減

従来、ネット通販業界においてランディングページを制作するためには、コンテンツ作成（3〜5日）からデザイン作成（4〜7日）、そしてコーディング（5〜7日）、テスト・修正・最終確認（2〜3日）と簡易なものでも1カ月程度の時間を必要とした。また、ハイクオリティな依頼内容によっては2カ月以上の時間を要することも珍しくない。

加えて、カートのシステム設定にも1カ月以上の時間を要し、コスト面でも約100万円～300万円発生していた。

今回売れるネット広告社が開発した「ランディングページ自動生成（AI生成機能β）」では、こうした作業の多くをAI技術の活用によって簡略化、大幅な時間とコスト削減を実現させる。本機能はEC業界におけるLP訴求を大きく前進させるものとして期待されるだろう。