Shopify 、「Shopify Summer ‘24 Edition」を発表 150種類以上の製品・機能をアップデート

ECのミカタ編集部

「Shopify Summer ‘24 Edition」を発表

Shopify Japan株式会社(以下:Shopify Japan)は2024年6月25日、Shopifyが「Shopify Summer ‘24 Edition」を発表し、新たに150種類以上の機能・製品アップデートをリリースしたことを公表した。本記事ではアップデート内容の一部を抜粋して紹介する。

AI画像生成機能などの機能を拡充

今回発表された「Shopify Summer ‘24 Edition」では、あらゆる機能やツールが親和性を持ち、一貫性あるコマースを実現することを信念として開発が行なわれた。アップデートの中から一部機能、製品を以下記載する。

◆コマースを支援するために開発されたAI
Shopifyのプラットフォームの基盤にAIを組み込み、事業者の最先端ビジネスの運営をサポートする。
※現時点で英語でのみ利用が可能。Sidekickは早期アクセスでの提供となる。

◆商品化をAIで強力に
Shopify Magicは、あらゆる商品カテゴリーに対して、パーソナライズされたおすすめを瞬時に提案。色やサイズ、スタイルなど新しい商品に適切な属性を割り当て、顧客がオンラインストア、SNS、マーケットプレイスで商品を簡単に検索できるようにする。

◆Media Editor
「Edition ‘24 Winter」にてMedia EditorにAI画像生成機能を導入して以来、事業者は100万点以上のAI生成画像をストアフロントに保存してきた。そして、今回のリリースにより下記の機能が新たに追加される。
▷管理画面内で画像を使用する際に、拡張AI画像編集機能を利用できるように。
▷Shopifyのモバイルアプリに拡張し、外出先でもプロフェッショナル仕様の画像編集が可能に。

※画像元:「Shopify Summer ‘24 Edition」を発表(Shopify Japan株式会社)

エコシステムの開発者向けの機能をリリース

また、今回の「Summer ‘24 Edition」では、特に下記のようなエコシステムの開発者向けの機能をリリースしている。

◆「Built for Shopify」プログラムの新たな特典
開発者がShopifyのアプリパフォーマンス、セキュリティ、使いやすさに関する高い基準を満たすことを支援。App Storeでのプロモーションオプションやさまざまな広告タイプによって、インストール数を増やすことを目的としている。

◆アプリレビューのプロセスを合理化
アプリレビュープロセスをより体系化し、シームレスに改善。期待値や指針、進捗状況の見える化を明確にし、過去1年間でアプリの公開までにかかる時間を30%短縮させる。

Shopifyは「150種類以上の機能・製品のアップデートの提供により、事業者のビジネスを動かしていくための高速で強固かつ一体感のあるプラットフォーム構築を目指します」と述べる。豊富な新機能の活用によって、さらなる売上拡大、顧客満足度向上が実現できるはずだ。本機能を通じた市場動向に注目、期待したい。


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