ECモール内のブランド動向やデータ取得も数クリック Nintがブランド別分析機能正式提供
国内大手ECモールの市場動向データ分析ツール「Nint ECommerce」を提供する株式会社Nint(以下:Nint)は2024年7月4日、Enterprise版のオプションとして提供していた「ブランド別分析機能 β版」を「ブランド別分析機能」として正式リリースしたことを公表した。
データに基づいた意思決定をサポート
「ブランド別分析機能」は、EC分析の工程を効率化することでEC責任者、ブランドマネージャーの負担軽減をすると同時に、データに基づいた意思決定をサポートする。
Nint ECommerce Enterprise版の「業種分析」内で2024年6月4日より提供している「ブランド別分析機能(β版)」のアップデートを行い、7月1日に正式リリースするに至った。
◆対象プラン:Nint ECommerce Enterprise版
◆正式名称:ブランドオプション
◆対象モール:楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピング
EC分析工数の大幅削減と精度の高い分析を実現
「ブランド別分析機能」は、メーカーのEC運営責任者、ブランドマネージャーがEC戦略・販売施策を立案する際に必要なECモール内における自社・他社ブランドの動向および詳細データをわずか数クリックで取得可能となる。
2024年6月にβ版の無償提供を開始して以来、実際に導入した顧客へ使用感についてヒアリングを行い、機能の改善を重ねてきた。利用者からは「業務がずいぶん楽になりそう」「ブランド単位でのジャンル内ポジションがわかるようになるのは嬉しい」といった意見があがっている。
β版から正式版への移行にあたり、ブランドデータの追加およびブランド識別のルール改定を強化し、より正確かつ快適な分析環境を整備。近年競争が激化するEC市場における販売戦略、施策立案をサポートするため、引き続き継続的な機能開発に努める姿勢を見せる。
従来数時間から数日かけて行っていたブランド別のシェア状況、売れ筋商品、トレンドなどが瞬時に把握できるため、EC分析工数の大幅削減と同時に精度の高い分析による売上増が期待できそうだ。