「バーチャルマーケット2024 Winter」の開催が決定 出展企業・団体の募集を開始
株式会社HIKKY(以下:HIKKY)は2024年7月8日、メタバースイベントの13回目となる「バーチャルマーケット2024 Winter」の開催することを決定し、出展企業の募集を開始した。
メタバースを通じた商品売買が可能
「バーチャルマーケット」は、世界中から120万人を超す来場者を誇り、ギネス世界記録™(※1)も保持するメタバースの先駆け的イベントである。
メタバース上の会場で、アバターなどの3Dアイテムやリアル商品(洋服、PC、飲食物など)の売買の楽しさのほか、会場内で乗り物に乗ったり、接客を受けたり、音楽ライブに参加するなど、メタバースならではの”体験”も提供。来場者間で音声によるコミュニケーションも可能で、現実のイベントにいるかのような臨場感を味わえる。
◆名称:バーチャルマーケット2024 Winter
◆主催:VR法人HIKKY
◆会期:2024年12月7~22日(計16日間)
◆テーマ:Boundless!
◆企業出展VR会場:お台場/ラスベガス/フジヤマ(名称仮)
会場へのアクセスはVR機器及びゲーミングPCから、VRChat内特設ワールドへ来場できる。また、一部スマートフォン等からURLクリックのみで入場できるWebブラウザ会場も用意される予定だ。
※1:バーチャルリアリティマーケットイベントにおけるブースの最多数として認定
新規顧客開拓など幅広い効果が期待
バーチャルマーケット出展には、主に以下の効果があげられる。
◆企業/サービスのファンを獲得する新規顧客開拓
ブランドの世界観を表現した独自ブースを通じて、アバター接客やブース内イベントを実施することで、視覚効果の高いプロモーションが実現。物理的な距離や時間の制約をなくし、即時性のある相互コミュニケーションがファン獲得のきっかけとなる。
◆バーチャル広告を活用した指名マーケティング
ただ見せるだけの広告とは違った自然な形で自社の商品やサービスを知ってもらい、現実世界でも選んでもらえるよう顧客接点を増やす。
◆ユーザーを巻き込むSNSプロモーションで認知拡大
100万人超の来場者が自発的にコンテンツをSNSで発信・拡散し、相互集客を促進する。
※画像元:「バーチャルマーケット2024 Winter」の開催決定(株式会社HIKKY)
VRコマースの新たな可能性を創出
「バーチャルマーケット2024 Winter」ではこれまで多くの企業、団体が出展してきた。
例えば「株式会社大丸松坂屋百貨店」では、大丸松坂屋百貨店のバーチャル店舗「バーチャル大丸・松坂屋」を、バーチャルマーケットにて展開。 精巧に作られた食品の3Dモデルを展示し、自由に手に取り形状や中身などを確認しながらリアル食品が購入できる場を提供した。
また、バーチャルマーケットへ4回連続出展している「静岡県焼津市」は、市の魅力や自慢の特産品をPRし、累計70万人のユーザーが来場。メタバースを通じた魅力発信や体験価値の提供といったノウハウを活用し、市内外の多様な関係者を巻き込む地域活性化の取り組みを促進している。
近年ではメタバース事業に参入したい大手企業によるリアル商品の販売も充実しており、VRコマースの新たな可能性を創出し続けている。オンライン通販の新しい形として、一層注目度を高めることが想定されるだろう。市場開拓、ユーザー獲得を目指す事業者は出展を検討してみてはいかがだろうか。