越境ECで既存の送料プランより最大約32%お得に Buyeeが「FedEx International Economy」を導入

ECのミカタ編集部

越境EC流通No.1の「Buyee」、「FedEx International Economy」導入

BEENOS株式会社の連結子会社であり、海外向け購入サポートサービス「Buyee」を運営するtenso株式会社(以下:tenso)は2024年7月29日、新たな配送プランとして「FedEx International Economy」の導入を開始した。

最大約32%送料がお得に

「FedEx International Economy」は、FedExが利用可能なBuyeeの全てのサービス対象国で利用可能。既存の配送プランと比較して最大約32%送料がお得になり、アメリカには2892円~、EU圏には2884円~配送が可能になる。

◆FedEx International Economyの概要
▷配送可能重量:30kg以下
▷配送可能サイズ:最長辺150cm(長さと横周の合計が300cm以下)
▷配送日数目安:4~10日

◆参考配送料

※画像元:越境EC流通No.1の「Buyee」(※1)、「FedEx International Economy」導入(tenso株式会社)

配送ニーズに合わせた選択肢を拡充

Buyeeは、海外顧客が越境ECを通じて日本から商品を購入する際の利用ハードルを低減させるべく、様々な独自の国際配送プランを世界中のユーザーに提供している。

一方、特に欧米圏の顧客から、普段の利用で慣れ親しんだ配送業者のサービスを優先的に選びたいという意見が寄せられていたという。そうした声に応えるべく、EMSやBuyee Air Deliveryといったエクスプレスサービスと並立するエコノミーサービスとして、今回の「FedEx International Economy」導入に至った。

本サービスはBuyeeが提供するエクスプレスサービスの配送メニューと比較して、配送日数は平均2日ほど長くなる分、送料を抑えることが可能。特に、利用ニーズが高いと見込まれる欧米圏に対して、5~20kg(実重量と容積重量の重い方)(※1)の荷物の配送に強みがある。

tensoは「今回のサービス追加により、配送日数優先、送料優先、ご自身が信頼しているサービスを使いたいなど、海外のお客様のニーズに合わせた配送の選択肢を拡充することで越境EC利用を促進し、日本国内企業の流通拡大に貢献することを目指します」と述べる。越境ECをさらに活性化させるサービスとしての活躍が期待されるだろう。

※1:容積重量(kg)=長さ(cm)×幅(cm)×高さ(cm)/5000

※関連記事:FedExが米国および欧州への越境ECを支援 輸送サービスの対象地域を拡大


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