「PayPayクーポン」利用者数が2000万人突破 決済総額は約6120億円に

ECのミカタ編集部

「PayPayクーポン」の利用者数が2000万人を突破 決済総額は約6120億円

PayPay株式会社は「PayPayクーポン」の利用者が2024年8月で2000万人を突破(※1)したことを公表した。
※1:2024年8月時点。過去に「PayPayクーポン」を獲得したユーザーの総数

6400万以上のPayPayユーザーに訴求可能

「PayPayクーポン」は、「PayPayマイストア ライトプラン」に加入している加盟店が店舗の目的に合わせて、PayPayアプリ上で独自のクーポンを発行できるもの。ユーザーがPayPayアプリから事前に「PayPayクーポン」を獲得しておくと、対象加盟店での支払い時に自動でクーポンが適用され、5%から20%程度の「PayPayポイント」が付与される。また、実店舗だけではなく、オンラインのショッピングやサービスなどでも利用可能となっている。

今回の発表によれば、「PayPayクーポン」をこれまで利用した2000万人を超えるユーザーが、クーポンを使って決済した総額は約6120億円、利用回数は約2億4000万回にのぼり(※2)、平均すると1人あたり3万円以上、約12回もリピート利用されているという(※3)。

加盟店は「PayPayクーポン」を利用することで、6400万以上(※4)のPayPayユーザーに対して訴求できるだけではなく、決済金額および来店頻度の向上や新規顧客の獲得といった多くのメリットが期待できるだろう。

※2:2020年11月の「PayPayクーポン」提供開始時から2024年7月末までの累計
※3:「PayPayクーポン」の利用者(約2000万人)がクーポンを使って決済した金額および回数の平均値
※4:2024年6月時点でのPayPayのアカウント登録済みのユーザー数。


◆「PayPayクーポン」の獲得方法

※画像元:「PayPayクーポン」の利用者数が2000万人を突破(PayPay株式会社)

「PayPayマイストア ライトプラン」への加入が必要

◆PayPayマイストア ライトプランについて
「PayPayクーポン」や「PayPayスタンプカード」の発行など、加盟店が販売活動に活用できる加盟店向けのサービス。月額1980円(税抜)/店舗での利用が可能。ライトプランに加入している加盟店は、決済システム利用料が1.60%(※4)になるなど、より便利に「PayPay」が利用できる。

PayPayは2024年3月より、将来の「PayPay」経由の売上を最大100万円まで事前に受け取ることができる新たなサービス「PayPay資金調達」の提供を開始するなど、新たな取り組みも行っている。QR決済をけん引するサービスとして、その動向を引き続き注視したい。

※4:「PayPayマイストア ライトプラン」に未加入の場合、決済システム利用料は1.98%となる。


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