オンラインの販促キャンペーンに参加したことのあるシニア層の割合は? DIGITALIO調査

ECのミカタ編集部

「シニアのデジタル利用実態調査」を実施 〜Part2 販促キャンペーンの参加傾向とデジタルギフトの利用状況〜

株式会社DIGITALIO(以下:DIGITALIO)が運営するデジタルギフト「デジコ」は、全国の10代以上の男女を対象に「デジタル利用実態調査」を実施し、結果を公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査の方法:WEBアンケート方式で実施
◆調査の対象:全国の10代以上の男女
◆有効回答数:401名
◆調査実施日:2024年7月2日
◆出典元:「シニアのデジタル利用実態調査」を実施 (株式会社DIGITALIO)

シニア層の多くが販促キャンペーンに参加

企業が実施する販促キャンペーンに参加したことがあるか聞いたところ、20代以下は他世代をやや下回ったが、概ね半数以上は参加経験があることが分かる結果に。

中でも参加経験の割合が多く見られたのは、60代以上のシニア層で74.1%を占めた。

参加したことがある販促キャンペーンの応募形式について聞いたところ、全世代共通して「オフライン」よりも「オンライン」のキャンペーンに参加したことのある割合のほうが高いことが判明。

シニア世代に関しても、83.8%が「オンライン」のキャンペーンに参加したことがあると回答し、世代を問わずオンラインで応募する販促キャンペーンが一般的になっていることが明らかになった。

大多数がデジタルギフトを受け取れている

「デジタルギフト」「電子ギフト」「オンラインギフト」を受け取ったことがあるか聞いたところ、全世代共通して「受け取ったことがある」人のほうが多いことが分かった。特に50代、60代以上は約半数が「受け取ったことがある」と回答する。

続いて、「デジタルギフト」「電子ギフト」「オンラインギフト」を受け取ったことがある人に対し、問題なく受け取ることができたか聞いたところ、全世代共通して8割以上が「受け取れた」ことが明らかとなった。

シニア層に関しても9割以上が「受け取れた」と回答しており、世代を問わず多くの人が問題なくデジタルギフトを受け取れている状況が見受けられる。

シニア層も積極的な消費行動を行うことが想定

​​「デジタルギフト」「電子ギフト」「オンラインギフト」を貰えたらうれしいか聞いたところ、20代以下では6割以上、30代以上では7割以上が「うれしい」と回答。また、シニア層に関しても72.4%が「うれしい」と回答し、世代を問わず多くの人に喜ばれるギフトサービスであることが分かる結果となった。

本調査によって、シニア層は他の世代と同様にデジタルギフトを利用し、オンラインの販促キャンペーンに参加していることが明らかになった。

シニア層の多くがデジタルギフトについて理解し、問題なく受け取ることができている上に、オンラインキャンペーンへの参加率が全世代で最も高い。このことから、今後はシニア層がデジタル社会においても他の世代と同様に積極的な消費行動を行っていくことが想定されるだろう。市場拡大、新規顧客獲得を検討する事業者は、本調査内容を参考に今後の施策を検討してほしい。


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