日本郵便、ゆうパック同一あて先割引の条件を緩和へ 「ゆうパック」「重量ゆうパック」の組み合わせ割引が可能に

ECのミカタ編集部

ゆうパック同一あて先割引の条件緩和

日本郵便株式会社(以下:日本郵便)は2024年10月1日より、ゆうパックの同一あて先割引の条件を緩和する。

1個につき60円を割り引くサービス

ゆうパックの同一あて先割引は、1年以内に発送したゆうパックまたは重量ゆうパックの「ご依頼主控(※1)」を添え、これと同じ種類およびあて先のゆうパックを差し出すと、1個につき60円を割り引くサービスである。

これまで、ゆうパックと重量ゆうパックの組み合わせでの割引適用はできなかったが、それぞれを合わせた割引が実現する形となった。

※1:同一あて先割引欄が印刷されているものに限る。

※画像元:ゆうパック同一あて先割引の条件緩和(日本郵便株式会社)

顧客ニーズに対応し、利便性向上に寄与

本件について、日本郵便は以下のようにコメントしている。

「現在、割引の条件として同じ種類のゆうパックにのみ限定して割り引くことにしていますが、ゆうパックの種類にかかわらず同一あて先割引の適用をご要望されるお客さまの声を、多数いただいていました。そのニーズにお応えするとともに、お客さまの利便性の向上に寄与し、これまで以上にゆうパックを身近なサービスとしてご利用いただけるよう、一般のゆうパック(重量ゆうパック以外のもの)と重量ゆうパックの組み合わせでも割引を適用するよう、条件を緩和します」

ゆうパック、重量ゆうパックの両方を頻繁に利用する事業者にとっては物流費削減に直結するサービスとなる。社内でのアナウンス進め、割引活用に向けた認知を徹底させる必要があるだろう。


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