佐川グローバルロジ、物流診断・改善サポートサービスの提供開始
SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス株式会社(以下:佐川グローバルロジスティクス)は2024年9月より、物流診断・改善サポートサービス「ロジスティクス・カルテPlus」の提供を開始した。
物流課題の改善プランの立案までサポート
「ロジスティクス・カルテPlus」では、従来の物流課題の診断・可視化に加えて、改善プランの立案までをサポートする。
本サービスの利点は、単なる診断にとどまらず、実際の改善プロセスを伴走型でサポートが可能な点である。物流診断で可視化された課題に対して具体的な改善策を提案し、顧客と数カ月かけて業務設計まで実施する。
物流の専門家が顧客と共に課題解決に取り組むことで、具体的な成果を出すことが期待できるだろう。
※画像元:物流診断・改善サポートサービス「ロジスティクス・カルテPlus」を開始(佐川グローバルロジスティクス株式会社)
顧客の物流課題の解決をサポート
2022年8月に提供を開始した「ロジスティクス・カルテ®」ではサプライチェーン全体の物量およびコストの可視化に加えて、顧客の要望に応じた、在庫の適正化・拠点配置・BCP評価などの多様な詳細分析が実施できる。
診断結果から顧客の希望によって、調達から販売までのロジスティクス、国内や海外への販売支援をSGホールディングスグループがトータルサポート。最短3週間での診断が可能であり、顧客はデータを提供するだけで詳細なカルテを発行する。
「ロジスティクス・カルテPlus」はその後、改善プラン立案、業務設計、定例会開催など、数カ月をかけて進んだサービスを提供するため、より確実に課題解決に向けた取り組みを推進できるだろう。
佐川グローバルロジスティクスは引き続き、3PL企業として蓄積してきたノウハウを基に、データ分析とソリューションの提供で顧客の物流課題の解決をサポートするとしている。本サービスを活用した改善事例など、今後の動向に注目、期待したい。