Yahoo!フリマ、推し活グッズ交換に関するトレンドを発表 LINEヤフー調査

ECのミカタ編集部

LINEヤフー株式会社(以下:LINEヤフー)が運営するフリマサービス「Yahoo!フリマ」は2024年9月24日、推し活グッズに関するアンケート結果および、同サービスの「グッズ交換機能」における直近の利用トレンドを公表した。本記事では一部内容を抜粋して紹介する。

調査概要

◆調査期間:2024年5月24日〜6月3日
◆調査対象:男女900人
◆調査方法:ウェブアンケート
◆出典元:推し活グッズに関するアンケート結果(LINEヤフー株式会社)

3割以上がグッズ交換の経験を持つ

本調査によって、推し活でグッズ購入をする人の33%がグッズ交換の経験を持つことが判明した。

主に交換しているグッズとして、缶バッジやトレーディングカード、キーホルダーなどが上位にランクイン。これはランダム性が高く、幅広いジャンルで扱われているアイテムであることが要因であると考えられる。

グッズ交換をしたことがあると回答したユーザーを対象に行った、グッズ交換の方法では「SNSなどを通じた郵送取引」が1位に。次いで「買った場所で手渡し」「Yahoo!フリマのグッズ交換機能」と続く結果となった。

イベントやグッズ発売と共に交換募集も増加

2024年7月1日~7月31日の期間と、前月の6月1日~6月30日を比較して交換募集数が増えたグッズをジャンル別に確認したところ、1位に韓国のボーイズグループ「Stray Kids」がランクインした。7月に発売されたアルバムのランダム特典などを中心に、グッズ交換が行われたことが考えられる。

2位の「ちいかわ」も7月~8月にかけてグッズの発売やイベントが多く、より一層交換が盛り上がった。

続く2.5次元アイドル「すとぷり」も7月に映画が公開されており、関連グッズの発売や映画の来場者特典の交換などが多かったと推察できるだろう。

個人情報の交換などに抵抗を感じる

一方、以下のようにSNSでのグッズ交換に不安や課題を感じる声もあがった。

◆条件に合う相手を探す
◆住所を教え合う
◆交換相手への連絡


さまざまな情報が飛び交うSNSでは、条件に合う相手を見つけることが難しい上に、知らない人と個人情報のやりとりを行うことに抵抗を感じる人は多いようだ。

「Yahoo!フリマ」が提供するグッズ交換機能は、お互い匿名ですべてのやりとりを完結できるのが特徴である。また、キャラクターや人名をあらかじめ登録しておくと簡単に関連グッズを探すことができ、条件に合った相手を見つけやすくなる。

推し活需要の高まりとともに、CtoC取引も活発になりつつある。利用者が抱く不安を解消させることで、今後のさらなる発展に繋げることができるはずだ。フリマ市場の変化を含め、今後の動向に引き続き注目したい。

変更履歴:本文・画像を一部変更いたしました(2024年9月24日17:50)。


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