楽天、分析プラットフォーム「Rakuten Analytics」を提供開始 データに基づいた意思決定を支援
楽天グループ株式会社(以下:楽天)は2024年9月25日より、「楽天エコシステム(経済圏)」の豊富な統計データにより顧客理解を深め、データに基づいた意思決定を支援する分析プラットフォーム「Rakuten Analytics」(以下:本プラットフォーム)の法人に向けた本格提供(※1)を開始した。
※1:2024年4月より試験提供開始。2024年9月より本格提供。
データに基づいた意思決定をサポート
本プラットフォームは、個人情報保護対策のもと、企業のデータと楽天が保有する統計データアセットを連携することで、顧客分析を可能とするツールである。
直観的に操作しやすいシンプルなユーザーインターフェースを備えており、分析結果を簡単に把握できる。本プラットフォームから得られる分析結果は、広告配信や自社顧客へのマーケティング施策、商品企画などに活用することが可能だ。
◆サービス概要
▷商品名:「Rakuten Analytics」
▷本格提供開始日:2024年9月25日
▷概要:楽天の統計データアセットを活用したマーケティング用分析プラットフォーム。企業のデータと連携することで顧客分析を可能にし、データに基づいた意思決定をサポートする。
▷利用料:有料
API連携機能の実装も予定
楽天では、自社サービスにおけるユーザーの行動分析データなどのビッグデータ分析に注力しており、個々のユーザーにとって最適なパーソナライゼーションを実現してきた。
1億を超える楽天IDによる豊富な統計データアセットを、本プラットフォームを通じて活用することで、これまでは把握することができなかった各企業の顧客のオンライン、オフライン上の行動やペルソナの可視化が可能となるだろう。
今後はRakuten AIとの連携によって、分析結果の解析を支援するAIアシスタント機能の提供、マーケティング施策実行を支援する、楽天内外のマーケティングツールとのAPI連携機能の実装も予定。顧客獲得のための広告配信や顧客生涯価値(LTV)向上のための顧客関係管理(CRM)施策、商品開発のための追加調査などの支援が可能となる見込みだ。
豊富なデータと最先端のAI技術の活用を通じて、多くの人々へ新たな価値を提供する楽天の取り組みから目が離せない。