日本郵便、「昼時間帯(60分間)の窓口業務休止」の試行郵便局を拡大へ
日本郵便株式会社(以下:日本郵便)は2024年11月5日以降、「昼時間帯の窓口業務休止」の試行郵便局を拡大することを公表した。
昼時間帯(60分間)の窓口業務を休止
日本郵便は2021年7月より、都市部への人口集中・地方の過疎化などといった急速な環境の変化の中、今後も郵便局ネットワークを維持していくことを目的に、地域の特性に応じた窓口営業時間の弾力的な運用の一環として「昼時間帯の窓口業務の休止」および「郵便業務を取り扱う窓口営業時間の短縮」の試行を一部の郵便局で実施してきた。
今回公表された「昼時間帯の窓口業務の休止」を試行する郵便局の拡大は、これまでの試行状況を踏まえた決定となる。概要は以下の通りだ。
◆昼時間帯の窓口業務の休止
▷一部の郵便局で昼時間帯(60分間)の窓口業務を休止
※画像元:「昼時間帯の窓口業務の休止」における試行郵便局の拡大について(日本郵便株式会社)
対象郵便局、郵便局ごとの休止時間帯および休止開始日については以下リンクより確認してほしい。
参考:「昼時間帯の窓口業務の休止」を新たに試行実施する郵便局
また、現在「昼時間帯の窓口業務の休止」を試行している郵便局の休止時間帯の変更、および「郵便窓口営業時間の短縮」の試行を終了する郵便局も一部存在するため注意が必要だ。
参考:「昼時間帯の窓口業務の休止」を試行している郵便局の休止時間帯の変更
参考:「郵便窓口営業時間の短縮」の試行を終了する郵便局
段階的に追加や見直しを行う
窓口業務を休止する時間帯であっても、ATMは引き続き利用が可能だ。
また、窓口業務の休止について一定期間経過後に顧客向けアンケートを実施し、利便性への影響を確認のうえ、顧客理解を得られた郵便局から順次、本実施へ移行する予定となっている。
試行状況を踏まえて段階的に追加や見直しを行うため、最新の内容については、日本郵便ウェブサイト上で随時発信するとしている。郵便局の窓口営業時間については、郵便局アプリでも随時確認できるため小まめなチェックを行う必要があるだろう。
現状を鑑みて、今後も対象郵便局の拡大が続くことが想定される。配送業務を円滑に進めるために、引き続き最新情報を追っていきたい。