アスクル、「担当販売店」向けのデータ分析支援サービスを開始

ECのミカタ編集部

アスクル、エージェント向けデータ分析支援サービス「ASKUL Data Solution for Agent」を本日開始

アスクル株式会社(以下:アスクル)は2024年10月1日より、エージェントの営業活動を支援するための新たなデータ分析支援サービス「ASKUL Data Solution for Agent(以下:ADSA)」(※1)を開始した。
※1:「DATA SOLUTION」は、LINEヤフー株式会社の登録商標。

業務効率化や顧客満足度を向上

ADSAは、BtoBのビッグデータ(顧客データ、購買データ等)(※2)をアスクルエージェント(以下:エージェント)(※3)向けに開放し、データドリブンな営業活動を支援しながら業務効率化や顧客満足度を向上するものである。

アスクルが保有するBtoBビッグデータをエージェントへ開放し、営業活動に役立つ統計情報や顧客情報を提供することで、営業活動を“データ駆動型”に変革すると同時に、業務効率化も進める仕組みとなっている。

本サービスの提供を通して、より一層エージェントの業務効率化や顧客満足度を最大化するための共創を推進し、データ活用による営業力の進化実現が期待されるだろう。

※2:オープン化するデータには、氏名、生年月日等の個人情報は含まれない。
※3:BtoB事業で顧客ごとに設定される「担当販売店」を指す。

顧客ニーズを捉えた効果的・効率的なECマーケティングを実践

アスクルは2014年2月より、EC時代におけるビッグデータを活用した新たなマーケティング手法の研究とスピーディーな実践の取り組みとして、「LOHACO ECマーケティングラボ」を開始している。

「データは社会に還元され、活用されるべきもの」という思想に基づき、LOHACOにおけるECならではの多種多様なビッグデータを参加サプライヤーにオープン化。顧客ニーズを捉えた効果的・効率的なECマーケティングを実践し、業種や企業の垣根を越えて顧客価値を最大化するための共創プラットフォームを構築してきた。

2024年4月には、BtoBビッグデータもラボ参加サプライヤーに開放し、新生「ASKUL EC マーケティングラボ」としても活動している。

今回開始されたADSAは、こうした取り組みを推進する一環であるといえるだろう。今後も顧客ニーズに応じながら、新たな施策を展開することが考えられる。本サービスによる影響を含め、今後の動向に注目、期待したい。


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