小売経営管理システム「ストアレコード」、統合コマースプラットフォーム「ecforce」とAPI連携を開始

ECのミカタ編集部

小売経営管理システム「ストアレコード」が、統合コマースプラットフォーム「ecforce」とAPI連携を開始

株式会社Bizgem(以下:Bizgem)は2024年11月14日、小売経営管理システム「ストアレコード」と統合コマースプラットフォーム「ecforce」がAPI連携を開始したことを公表した。

ecforce上の売上データをストアレコードに自動連携

「ストアレコード」は売上・費用・仕入・在庫といった小売企業の経営管理に必要なデータを一元管理するためのシステムである。

一方、「ecforce」はマーケティングからサプライチェーンまでコト、モノに関わる全ての人々の顧客体験を最大化する統合コマースプラットフォームだ。

両サービスのAPI連携によって、ecforceを利用する事業者は、ストアレコード側の入力フォームに必要事項を入力するだけで、ecforce上の売上データをストアレコードに自動連携でき、一元管理したデータを基に効率的な経営管理が実現する。

データ分散による管理の非効率を解消

小売企業の経営の意思決定は、売上・費用・仕入・在庫の全てのデータを元に行う必要がある。

一方で、発注などの重要な判断時に、複数の管理システムにログインしたり、CSVデータをダウンロードして1つのエクセルファイルに統合したりするといった手間がかかっているとBizgemは指摘する。

さらに、こうしたデータを統合するためには多くの作業時間を要する上に、商品SKUが多い場合は統合したエクセルファイルの容量が10MBを超えることも珍しくない。

Bizgemはこうしたデータ分散による管理の非効率を解消すべく、経営データ一元管理SaaS「ストアレコード」を開発。2024年9月にストアレコードのβ版をリリースしたところ、複数のecforce利用企業から問い合わせがあったという。こうした状況を背景に、今後も継続した問い合わせがあることを想定し、今回「ecforce」と「ストアレコード」のAPI連携開始に至った。

ecforceを利用する事業者はこの機会に、小売経営管理システム「ストアレコード」の利用を検討してみてはいかがだろうか。


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