Nint、ECモールの推計データを活用した「Nint AI(β版)」を発表

ECのミカタ編集部

Nint、AIがECデータを分析・回答する「Nint AI(β版)」を発表

株式会社Nint(以下:Nint)は2025年1月21日、AI技術を活用した新機能「Nint AI(β版)」をリリースした(※1)。
※1:現在は試験的な利用が可能。

データの解釈やインサイトの発見をサポート

「Nint AI(β版)」は、ECデータ分析をより直感的かつ迅速に行える応答型AI機能。テキストで質問を入力すると、Nint独自の推計データを活用し、AIが対話形式で回答を提示。データ解釈やインサイト発見を支援する。

Nintによると、本サービスの特徴は以下の通りとなる。

◆直感的な操作性
▷他のAIツールと同様の感覚で簡単に使用でき、特別な知識がなくても活用可能。専門スキルが不要で、業務担当者の負担を軽減させる。

◆応答型インサイト抽出
▷質問を入力するだけで、Nintの推計データをAIが解析し分析結果や示唆を提示。 欲しい情報を瞬時に得られるため、意思決定までのスピードが向上する。

◆全ジャンル対応
▷特定のカテゴリーに限定されず、EC市場のさまざまなデータを対象に利用可能。

◆Nint独自の推計データを活用
▷自社だけでは収集困難なデータに基づく分析ができ、より正確な戦略立案が可能。

業務効率化と意思決定の迅速化を支援

EC企業におけるデータ分析は、高度な知識や経験が必要とされるため、専門性の高い人材の存在が強みとなっている。しかし、新たに分析業務を担当する人材や他部署から加わるスタッフが増えると、ノウハウの習得に時間がかかったり、引き継ぎがスムーズに進まないケースがあるとNintは指摘する。

こうした状況を改善し、誰でも短時間で効果的な分析を行える仕組みを構築するため、同社はAI技術を活用し、データ要約やインサイト抽出を簡略化する新機能を開発した。

「Nint AI(β版)」は、「Nint ECommerce」を利用する顧客であれば、追加の設定なしで利用可能となっている。楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングのECデータを基にした応答型分析を実現し、導入企業における業務効率化と意思決定の迅速化を後押しすることが期待される。


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