BASE、Squareが「Square連携 App」提供開始 ネットショップと実店舗の在庫一元管理が可能に
BASE株式会社とSquareは2025年1月28日、「BASE」利用ショップを対象に、ネットショップと実店舗の在庫の一元管理を可能にする「Square連携 App」の提供を開始した。
ネットショップと実店舗の在庫一元管理が可能に
「Square連携 App(以下:本アプリ)」は、これを活用することにより、「BASE」のネットショップにおける在庫情報と「Square」の実店舗における在庫情報の両方がシームレスに一元管理できるようになる。
◆「Square連携 App」概要
▷提供方法:「BASE」が提供する「Square連携 App」より利用可能
▷対象:「BASE」と「Square」の双方を利用するユーザー
オフラインでの販路拡大を実現
本アプリの導入によって以下の機能が可能となる。
◆ネットショップと実店舗の在庫について、どちらか一方が更新されるとタイムリーに在庫数が自動反映される。手動で在庫数の同期をとる必要がなくなり、事務作業の削減につながる。
◆最新の在庫がショップに反映されるため、売り越しや売り逃しを防ぐ。
◆「BASE」を利用するネットショップは、「Square」のPOSシステムやタップ決済を含む対面決済機能を活用することで、より簡単に作業負担なく実店舗やポップアップショップ等のオフラインへの販路拡大を実現できる。
※画像元:「BASE」と「Square」が機能連携し、ネットショップと実店舗のオムニチャネルを支援 (BASE株式会社)
より販売しやすい環境の構築を目指す
「BASE」と「Square」は2023年11月に、ネットショップと実店舗を並行して運営する事業者のビジネスをさらに円滑にすることを目的とした連携を開始。連携内容として「相互のユーザーや加盟店へビジネス拡大のためのソリューションを紹介」「双方の強みを生かしたサービス連携で事業者のより販売しやすい環境を構築」の2つを掲げてきた。
今回の「Square連携 App」は後者の実現へ向けた機能として提供され、両社は今後共同セミナーを開催するなど、本機能の利便性向上に向けたサポートを行っていくことも発表している。
BASEでは、本アプリの提供開始によって「忙しい事業者の業務軽減をサポートし、ものづくりをはじめとしたショップオーナー様にしかできない価値づくりに向き合うための時間”クリエイティブタイム”の創出に貢献する」としている。「BASE」「Square」を利用する事業者に向けた、オムニチャネルを支援する新機能と言えそうだ。