オムニチャネル会員連携アプリOmni Hub、「Square」と連携開始

ECのミカタ編集部

オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」、グローバル決済端末「Square」との連携開始

株式会社フィードフォース(以下:フィードフォース)が提供する、オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」は2025年2月5日、米国ブロック社が運営するグローバル決済端末「Square」との連携を開始したことを発表した。

顧客情報をSquareにも自動登録

本連携によって、「Shopify」でオンラインストアを構築し、店舗で「Square」を利用している事業者は「Omni Hub」を導入することで、以下内容を実現できる(※1)。

◆オンラインストアに会員登録した顧客情報を、Squareにも会員として自動登録
◆オンラインストアの会員マイページ上に、Squareで読み取り可能な会員バーコードを表示


上記以外にも、現在「スマレジ」向けに提供している機能を参考に、順次機能拡張していく予定である。

なお、Omni Hubの導入に際し、初期費用は発生しない。月額費用に関して、Squareを利用する事業者にはShopifyアプリの150ドルの基本料金と、会員数に応じた従量課金のみが発生する。

※1:「Square」でOmni Hubを利用するには、「Shopifyアプリストア」からのアプリインストールとSquareとの連携設定が必要。

スマレジに続く対応POSシステム拡大の第一弾

オムニチャネル会員連携アプリ「Omni Hub」は、世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify」と、クラウドPOSレジ「スマレジ」間で会員情報を連携し、オムニチャネル化を迅速かつ手軽に、そして低コストで実現できるアプリとして2021年4月にサービスを開始した。

Shopifyとスマレジを併用する事業者のオムニチャネル化を多数支援してきた一方で、連携するECプラットフォーム・POSシステムが限定されていることから、それ以外のプラットフォームを利用する事業者様からは「Omni Hubを利用して会員情報を一元化したい」という要望が多数寄せられていたという。

こうした状況を背景に今回、スマレジに続く対応POSシステム拡大の第一弾として「Square」との連携を開始するに至った。

今後は「Square」以外のPOSシステムへの連携拡大も順次検討するとしている。オムニチャネル戦略を成功させる連携として、今後の動向に注目したい。


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