STORESロイヤリティ&ブランドアプリがShopify POSと連携開始

ECのミカタ編集部

STORESロイヤリティ&ブランドアプリが、Shopify POSと連携開始。店舗とネットショップの顧客データを統合

STORES株式会社(以下:STORES)は2025年2月10日、提供する店舗アプリ開発サービス「STORES ブランドアプリ」とポイント・顧客管理システム「STORES ロイヤリティ」が、「Shopify POS」と連携開始したことを発表した。

マーケティングオートメーションを強化

「STORES ブランドアプリ」は、オムニチャネルでの顧客体験を向上させる店舗アプリ開発サービスである。

一方、「STORES ロイヤリティ」は、ネットショップと店舗の両方でポイント・顧客管理を共通化できるサービスだ。

両サービスとも「顧客情報の取得・管理」に関する課題を解決するため、複数のPOSシステムと連携している。今回の「Shopify POS」との連携によって、店舗とネットショップを横断したオムニチャネルCRM(顧客情報管理)の導入・活用範囲がさらに広がるだろう。STORESによると、本連携により主に以下のことが可能になる。

◆会員特性に応じたロイヤリティプログラムの展開
顧客ごとの会員情報や購買履歴を元に、店舗とネットショップの共通ポイント、購買金額に応じたランク判定など、会員特性に合わせたロイヤリティプログラムを提供。

◆「Shopify POS」に対応したポイント管理
Shopify POSで会員バーコードを読み取ると、店舗での会計時にもネットショップと同じようにポイントの利用や付与が可能。店舗とネットショップでのポイントの共通管理を実現し、顧客はどちらでも同じポイントを使えるようになる。

◆顧客データに基づくマーケティングオートメーションを実施
顧客の属性や購買履歴などをもとに分析や詳細な条件設定を実施。自動プッシュ通知やクーポン発行などのマーケティングオートメーションを実現する。

※画像元:STORESロイヤリティ&ブランドアプリが、Shopify POSと連携開始(STORES株式会社)

オムニチャネル化を進める事業者を支援

ShopifyPOSでの会計時にポイントを利用する場合の操作イメージは以下の通り。

◆ShopifyPOSから STORESのバーコード読み取りパネルを利用し、会員バーコードのスキャンが可能

※画像元:STORESロイヤリティ&ブランドアプリが、Shopify POSと連携開始(STORES株式会社)

◆利用ポイントを入力することで、ポイント数に応じたディスカウントが可能

※画像元:STORESロイヤリティ&ブランドアプリが、Shopify POSと連携開始(STORES株式会社)

今後もSTORESは、オムニチャネル化を推進する事業者を支援し、店舗とネットショップの垣根を越えた課題解決を目指す方針だ。本連携による効果に注目したい。


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