Oxxx、総額1.8億円の資金調達を実施 累計資金調達額は4億円に

ECのミカタ編集部

Oxxx、シリーズAの資金調達を実施。累計資金調達額は4億円に

冷凍幼児食mogumo(モグモ)およびEC運用のBPO事業を運営する株式会社Oxxx(以下、オックス)は2025年3月13日、シリーズAで総額1.8億円の資金調達を実施したことを公表した。

累計資金調達額は4億円に

本ラウンドでは株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズをリードインベスターとして、オイシックス・ラ・大地株式会社のCVCであるFuture Food Fund株式会社が運営するFuture Food Fund2号投資事業有限責任組合(以下、Future Food Fund)や、複数の個人投資家に加え、既存株主のGxPartners LLP、株式会社オモヤを引受先としている。

今回の調達によって、累計資金調達額は4億円となった。

◆シリーズA資金調達概要
▷調達金額:1.8億円(※2025年2月時点での調達総額)
▷調達方法:第三者割当増資
▷株主:株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、Future Food Fund、株式会社天神屋、オリエンタルフーズ株式会社、GxPartners LLP、株式会社オモヤ、他個人投資家(※順不同)
▷資金調達の用途:商品開発、販路拡大、マーケティング強化、新規事業開発

共働きの子育て世帯の課題解決につながる

「mogumo」は、温めるだけで栄養バランスの整った幼児食が作れ、家事に課題を感じる家庭の負担を軽減する商品。

Future Food Fundはオックスの事業と投資背景について、以下のようにコメントしている。

「『mogumo』のサービスがこれからの共働きの子育て世帯の課題解決につながることへの期待と、オイシックス・ラ・大地の運営する食品宅配サービスや、FutureFuudFundのリミテッドパートナーが運営する店舗との事業シナジーを期待できることが今回の出資背景となっています」

共働き世帯は年々増加傾向にあり、家事負担軽減に対するニーズは高まっている。オックスは今回調達した資金によって「mogumo」の新商品開発、販路拡大の推進、サービス品質向上のための体制強化、マーケティングの強化に充てる予定とのこと。同社が目指す「幼児食の新しいスタンダードの実現」に向けたステップとなるか、今後の展開にも注目したい。

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