Cellest、ライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」を正式ローンチ

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ECのミカタ編集部

「ライブコマースのインフラ化」を目指すCellest、ライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」を正式ローンチ

株式会社Cellest(以下、Cellest)は2025年4月30日、ライブ配信とECをシームレスに融合した新たなライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」の提供を開始を公表した。

ライブコマース専用のECモールアプリ

「WABE(以下、本サービス)」は「見て(Watch)、きいて(Ask)、買って(Buy)、たのしい(Enjoy)」をコンセプトとした、ライブコマース専用のECモールアプリである。

販売事業者(配信者)であるメーカー・ブランドやライブコマーサーと消費者(視聴者)を繋ぐ、ライブコマースプラットフォームとなっている。

◆アプリ名:WABE
◆対応OS:iOS/Android
◆提供開始日:2025年4月25日

※画像元:ライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」を正式ローンチ(株式会社Cellest)

ライブ配信中に商品購入が可能

Cellestによると、本サービスの主な機能は以下の通りだ。

◆ライブ配信
ライブ配信機能に販売機能が搭載。気に入った商品があれば、その場で商品を購入できる。

◆モール
商品カテゴリや商品検索機能を搭載しており、配信外でも商品を購入できる。

◆SNS
ユーザー同士で気軽にメッセージのやり取りが可能。

また、販売事業者は注文状況や顧客データの管理からデータ分析までを、「WABE」上で完結できる。

※画像元:ライブコマース専用ECモールアプリ「WABE」を正式ローンチ(株式会社Cellest)

市場のインフラとして定着を目指す

Cellestがこれまで提供してきたライブコマース販売事業では、動画SNSプラットフォームとECサイトを組み合わせた販売手法を取り入れてきたが、購入時に操作に戸惑う顧客が少なくなかったという。

こうした課題を解決するため、 映像配信・決済・顧客管理を一体化し、配信者も視聴者もストレスなく利用できるライブコマース環境の実現を目指して「WABE」の開発、ローンチに至った。

同社代表取締役CEOである佐々木宏志氏は本件について「2017年から多様なプラットフォームでライブコマースを経験してきたノウハウを生かして『WABE』を運営し、ライブコマースをより身近なものにし、市場のインフラとして定着させることを目指してまいります」と述べる。

国内のライブコマース市場を活性化させるサービスとして、今後の展開に注目が集まりそうだ。