LOGILESSが「TikTok Shop」とAPI連携 受注から出荷までの業務を自動化
株式会社ロジレスは2025年6月6日、EC自動出荷システム「LOGILESS」が「TikTok Shop」とのAPI連携を開始したことを発表した。この連携により「TikTok Shop」で発生する受注から出荷までの業務が自動化され、導入事業者は販売チャネルの拡大とバックオフィス業務の効率化を同時に実現できるようになる。
販売チャネル拡大とバックオフィス業務の効率化を実現
日本における「TikTok Shop」の正式ローンチが待たれる中で発表された、今回の「LOGILESS」とのAPI連携。ロジレスによると、本連携の主なメリットは以下の通り。
◆受注処理の自動化
「TikTok Shop」からの注文データを自動で取りこみ、出荷までのプロセスを効率化。
◆リアルタイム在庫連携
「LOGILESS」と「TikTok Shop」間で在庫情報をリアルタイムに同期し、売り越しや機会損失を防ぐ。
◆スケーラブルな出荷体制
「TikTok Shop」のトレンドによって突発的に注文件数が増加した場合でも、「LOGILESS」の自動出荷システムがスムーズな配送をサポート。
◆販売チャネル拡大の促進
「TikTok Shop」への出店ハードルを下げ、新たな顧客層へのアプローチを容易にする。
なお本連携によるサービスは、「TikTok Shop」の日本国内での提供開始と同時期に利用可能となる予定。
※画像元：EC自動出荷システム「LOGILESS」が「TikTok Shop」とのAPI連携を開始（株式会社ロジレス）
急な注文件数増加にも柔軟に対応できる体制を構築
「TikTok Shop」はすでに海外市場を中心にダイレクトな販売チャネルとして成長しているが、参入を検討している日本の事業者の中でも、出荷業務や在庫管理に不安を覚えている企業も少なくないのではないだろうか。
今回のAPI連携により、「TikTok Shop」で発生した注文情報は「LOGILESS」に自動で取り込まれ、在庫情報の同期、出荷指示、送り状の発行といった一連の業務が自動化。これにより、手作業によるミスの削減や急な注文増加への柔軟な対応が可能となる。
LIVEコマースやショート動画を通じた受注をシームレスに自動出荷する今回の連携が、事業者の出店を後押しし、「TikTok Shop」の日本での活性化につながるサービスとなることを期待したい。
