ZOZO NEXT、Apple Vision Proアプリの第2弾を発表
株式会社ZOZO NEXT(以下、ZOZO NEXT)は2025年7月9日、Apple Vision Proアプリの第2弾として「スタイリング機能」や「スタッフ接客機能」などの新機能を追加したアプリを開発。ファッションブランド「meanswhile(ミーンズワイル)」とコラボした。
2025年秋冬の新作アイテム14型を閲覧
ZOZO NEXTが提供するApple Vision Proアプリでは、meanswhileのコンセプトを表現した360度のバーチャル空間上で、2025年秋冬の新作アイテム14型を閲覧できる。
各アイテムは高解像度の3Dデータで再現されており、細部のディテールや素材感を視覚的に確認できる。さらに、複数のアイテムを組み合わせたスタイリングも楽しめる。
今回は体験用端末とmeanswhileスタッフの端末を連携させ、顧客が見ているアプリ画面をスタッフがリアルタイムで確認しながら接客を行う仕組みも導入。これにより、リアルな接客体験とバーチャル空間を融合させた新たなショッピング体験を提供する。
※画像元:meanswhileとコラボしたApple Vision Proアプリの一般体験イベントを開催(株式会社ZOZO NEXT)
体験イベントを東京・下北沢で開催
今回、本アプリの体験イベント「ZOZO NEXT "THE SPATIAL STORE" Experience the Future of Shopping with meanswhile」が開催される。
◆イベント概要
▷名称:ZOZO NEXT "THE SPATIAL STORE" Experience the Future of Shopping with meanswhile
▷期間:2025年7月25日~30日
・7月25日:13:00~20:00(19:00最終受付)
・7月26日~7月29日:11:00~20:00(19:00最終受付)
・7月30日:11:00~17:00(16:00最終受付)
▷場所:(tefu)lounge shimokitazawa(〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-21-22)
予約優先制となり、予約枠1つにつき、体験時間は最大45分間。なお、13歳未満の顧客は、体験会への参加およびApple Vision Proの利用は不可となる。
購買体験をデジタル空間へと拡張
ZOZO NEXTはこれまで、東京大学および株式会社 細尾との共同研究プロジェクトの展示を体験できるApple Vision Proアプリの開発実績や、3D・AIを活用したデジタルファッションプロジェクト「Project Drip」を通じて得た知見を活用し、次世代のショッピング体験ができるApple Vision Proアプリの開発を進めてきた。
meanswhile デザイナー・藤崎尚大氏は本アプリについて「衣服が手元に届くまでの『購買体験』は、身体的制約にとらわれる必要はありません。今回の取り組みではZOZO NEXTの協力のもと、その購買体験をデジタル空間へと拡張しました」と述べる。
XR技術が進化するにつれて、リアルとバーチャルがシームレスにつながり、新しい買い物の形がますます広がっていくことが期待される。