DSP広告費を約30%削減!トランスコスモス新サービス「LogicArt」提供開始

モニターアンケートと統計学を活用し、ディスプレイ広告の制作・配信コストを削減

トランスコスモス株式会社 (以下、トランスコスモス) は、ディスプレイ広告のクリエイティブ最適化サービス「LogicArt(ロジックアート)」の提供を開始すると3月11日に発表した。
トランスコスモスは、1966年に創業したグローバルECワンストップサービス企業。ビッグデータ分析、インターネット広告・サイト構築、マーケティングなどの事業をアジア中心に世界18カ国・131の拠点で展開する。
今回、同社が提供を開始するディスプレイ広告のクリエイティブ最適化サービス「LogicArt」は、多様なクリエイティブ制作に加え、モニターアンケートによるクリエイティブの選定と改善、統計学の手法である実験計画法と有意差検定を用いた検証と配信の効率化など、バナー制作から配信後の分析までをパッケージ化し、コストと期間を削減。ユーザー行動の変化に伴い多様化し続ける広告市場のニーズに応えるとしている。

サービス始動前の調査結果で、制作・配信コスト約30%削減、検証期間を3分の1に短縮

「LogicArt」の本格始動にあたり、トランスコスモスは、DeNAトラベル協力のもと、従来のディスプレイ広告運用との比較調査を行った。その結果、制作・配信コスト約30%削減、検証期間も3分の1への短縮に成功している。その内容は以下の4段階で行われた。
「クラウドソーシングで高品質バナーを大量制作」、「アンケート評価で効率的にバナーを選定」、「実験計画法でバナーのクリエイティブをブラッシュアップ」、「有意差検定で効果の悪い無駄なバナー広告の配信を削減」。
適材適所の広告は、PRの肝。しかし、広告バナーは、いつ、どこで、誰が、どのように受け取るか、非常に見分け難い。同サービスの“広告ロジック”が打ち出した広告費30%減という数字は、『現状それだけ非効率部分のある広報活動を行っているかも知れない』事業主に、どのように映るだろうか。


文:ECのミカタWEB編集部