DNP、ユーザーそれぞれの価値観を共有するキュレーションサービス「MEETTY」 3/20にスタート

本やモノのお薦め情報を集めた「DNPキュレーション型ECリンクサービス MEETTY」
生活者自身や専門家がキュレーターとなり、本や雑貨、インテリアなどをバーチャルな「商品棚」で紹介
「ハイブリッド書店サービス honto」やその他のECサイトにリンクし、購入することも可能

独自の価値観や趣味・嗜好を持つキュレーターが、ユーザー視点で商品をおすすめ

大日本印刷株式会社（以下、DNP）は、独自の価値観を持つキュレーターのお薦め情報に基づいて、生活者が自分にぴったりの本やモノと出会える「DNPキュレーション型ECリンクサービス MEETTY（ミーティー）」（以下、MEETTY）を3月20日より開始した。
「MEETTY」は、“自分にピッタリの本やモノと出会える”をコンセプトに、本を中心に編集されたオリジナル記事の投稿や閲覧ができるスマートフォン向けの“知的ライフスタイル提案型”サービス。生活者自身や専門家、企業がキュレーターとなり、本とそれに関連する雑貨やインテリアなどをWEBサイトのバーチャルな「商品棚」で紹介。サイト来訪者がその中から気に入ったモノを選択すると、商品を販売する「ハイブリッド書店サービス honto」やECサイトからの購入が可能となる。
DNPは、本サービス会員を初年度10万人、3年後に100万人に達することを目指し、また広告料金や成功報酬型の手数料を徴収することにより、2017年度までに10億円の売上を目標にするとのこと。

キュレーターが紹介した商品が一定額以上売れた場合、クーポン等のインセンティブ発生

これまでテレビや雑誌などから情報を得ていたが、メディアがスマートフォンへとシフト。受け取り側が、発信側にいつでもなれる時代だ。これを背景に、キュレーターが紹介した商品が売れた場合、インセンティブを受け取れるようにした仕組みが面白い。今は企業側の視点、つまり広告発信をユーザーは信用しなくなってきている。ユーザー側の視点、時には辛口の意見こそ共感できるという人は多い。同サービスの狙いも、そこにある。
これまでもニュース、コスメ、グルメなど、人気のキュレーションサイトは数多く登場しているが、はたして同サービスは、人気サイトと肩を並べ、深刻化する本離れを回復する存在になれるだろうか。