visumo、運用工数を90%削減する「YouTube連携機能」をリリース
株式会社visumoは2025年12月17日、YouTube動画の活用を効率化し、Webサイトでのマーケティング効果を高める「YouTube連携機能」の提供を開始した。
動画の更新・管理プロセスが大幅に効率化
visumoは「YouTube連携機能」を利用することで、以下の手間を削減できる。
◆日々の更新作業の手間
visumoの管理画面とYouTubeアカウントを連携すると、動画を自動で収集。YouTubeに登録しているタイトルやサムネイル、タイムスタンプなどの情報も同期されるためWebへのYouTube動画掲載にあたり、手作業によるコピー&ペーストや動画の埋め込み作業が一切不要となる。これにより、動画の更新・管理プロセスが大幅に効率化され、担当者の負担を大きく軽減。運用状況によっては、約90%の工数削減が見込める。
◆部門間調整の手間
自社サイトを管轄するWebチームは管理画面から自由に動画を選んで掲載できるため、動画を管轄するマーケティングチームとの調整・依頼といったコミュニケーションコストも大幅に削減する。
月5本の動画を2ページ(TOP、一覧ページ)に手動で掲載する場合を想定した工数比較は以下の図表の通り。

※画像参照:visumo、YouTube連携機能をリリース(株式会社visumo)
より高度な動画接客が実現
「YouTube連携機能」では、YouTube側で設定したタイムスタンプ(チャプター)をWebサイト上でもそのまま再現でき、視聴者は見たいシーンから閲覧することが可能。visumo管理画面から商品やページの紐付け設定を行うことで「このシーンで紹介している商品はこちら」といった、より高度な動画接客が実現する。
※画像参照:visumo、YouTube連携機能をリリース(株式会社visumo)
さらに、分析機能ではサイト上での動画ごとの再生数やクリック数、売上への直接的な貢献度までを可視化する。
これにより、自社サイト内でのYouTube動画活用における効果を明確に把握。データに基づいたコンテンツ企画や、マーケティング施策の改善につなげることが可能となる。
動画コンテンツを最大限に有効活用
「YouTube連携機能」は有限会社リストリクトが運営する「ARKnets公式サイト」に先行導入されている。同社の担当者は本機能について、次のようにコメントしている。
「この度のソリューション導入により、ノーコードでのECサイトへの動画掲載が実現。特定の作業者に依存することなく運用が可能となり、大幅な運用負荷軽減につながりました。さらに、商品との紐付け機能も加わり、動画と商品ページの双方向の回遊動線も容易に設置できるように。これにより、動画コンテンツを最大限に有効活用することが可能となりました」
「日々の運用の手間」「組織の壁」といった課題を解決し誰もが簡単に、そして効果的に動画を活用できる環境の実現が期待される。本機能の動向に注目したい。


