購買を目的としたAI活用は1割未満 電通マクロミルインサイト調査

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ECのミカタ編集部

【AI利用調査】生活者の半数がAIツール利用経験有、購買行動への影響は過渡期

株式会社電通マクロミルインサイトは2026年1月8日、「購買行動におけるAI浸透度調査」の結果を発表した。

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調査概要

◆調査機関:電通マクロミルインサイト
◆実施期間:2025年10月2日~10月6日
◆手法:インターネット調査
◆対象者:全国15~69歳男女
◆サンプル数:計1200
◆出典:購買行動におけるAI浸透度調査(株式会社電通マクロミルインサイト)

全体の半数がAIツールの利用経験あり

AIツールの利用経験についてたずねたところ、対象者全体の約半数が「利用したことがある」と回答。利用したことのあるAIツールとしては、全世代で「ChatGPT」が最も多く、生成AIの代表的な存在として定着しつつある状況が明らかとなった。

直近3カ月以内のAI活用目的を見ると、年代によって傾向に違いが見られた。特に若年層では勉強、趣味、日常の相談事など複数のシーンでAIを活用しており、活用範囲が広いことが特徴となっている。

AIの信頼度はSNSと同程度の水準

買い物やそのための情報収集にAIを「利用したい」「やや利用したい」と回答したのは全体で37%。若年層では、半数近くにのぼっている。

また、生成AI・AIエージェントについて「とても信頼できる」「信頼できる」「やや信頼できる」と回答したのは全世代で約50%と、SNSと同程度の水準となった。テレビCMに次ぐ、信頼度であることが明らかとなった。

購買行動への影響は現時点では限定的

本調査結果について電通マクロミルインサイトは、次のようにコメントしている。

「AIが生活者の日常に浸透しているものの、購買行動への影響は現時点では限定的であるという、過渡期の実態が浮き彫りになりました。しかし同時に、AIに対する信頼や購買への活用意向は今後の拡大をうかがわせる結果となっています」

生活者がAIをどのように購買プロセスに取り入れていくのか。そして、企業はその変化にどう向き合うべきなのかということが、今後のマーケティングや顧客体験設計に重要度を増していくことが考えられる。引き続きAIツールに関する動向を追っていきたい。