AI活用により一人当たり月間46.9時間削減・捻出 GMOインターネットグループ調査

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ECのミカタ編集部

「AIエージェント業務活用している、したい」が6割以上GMOインターネットグループ、AI活用定点調査

GMOインターネットグループは四半期に一度、生成AIの活用に関する定点調査を実施している。2026年1月8日、2025年12月に実施した調査の結果が発表されたのでEC事業者へ向けて一部内容を抜粋して紹介する。

EC運営のパートナー企業を紹介してもらえるって本当?

調査概要

◆調査テーマ:「生成AI活用」実態調査
◆回答者数:6368人(有効回答5561人)
◆調査対象:GMOインターネットグループの国内パートナー(正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、業務委託)
◆調査期間:2025年12月8日~12月12日
◆出典:生成AIの活用に関する定点調査(GMOインターネットグループ)

AI人財の採用が着実に進む

本調査によると国内パートナー(シフト勤務除く)の96.2%が、生成AIを活用(前回調査差+1.2ポイント)していることが明らかとなった。今回はパートナー数が350人増加、一方で業務活用率は横ばいとなった。このことから、AI人財の採用が、着実にできていることが判明した。

業務に生成AIを活用しているパートナーのうち75.4%が「ほぼ毎日」、93.1%が「週1回以上」活用と回答している。

さらに、生成AIの活用で、ひと月あたり約25.1万時間(前回調査差+約2.7万時間)の削減。1人あたり約46.9時間(前回調査差+約3.7時間)の削減が、実現している。

8割以上が複数のAIサービスを利用

生成AIを業務活用する人のうち、複数AIサービス利用率は82.2%(前回調査差+2.2ポイント)を占めた。有料サービスの契約率は75.8%となり増加傾向にある。

生成AIの利用用途については、「画像生成」の活用が大きく伸びる結果となった。特にGemini(NotebookLM)の活用率が大きく伸びていることから、「nanobanana」や「NotebookLM」などの画像生成AIの社内浸透が進んでいることが考えられる。

最終調整・意思決定は人間が行ったほうがいい

「AIを利用する中で、人間がやった方が良いと感じることは?」という質問については、これまでと同様に「最終調整・意思決定をするのは人間がやった方がいい」という回答が多く確認された。

また、「生成AIを使いこなしている人の条件」として、新しいサービスや使い方を積極的に試して常にアップデートと改善を続ける人という意見が挙げられた。日進月歩ならぬ秒進分歩のAI情報を収集し、判断できる人が使いこなせる人の条件であると推察される。

本結果に対して、グループ内AI推進プロジェクト「AIしあおうぜ!」リーダーの李奨培氏は、「定型業務の自動化を自ら実装できる事を『GMOインターネットグループでは当たり前』の水準まで引き上げる事が目標です。一歩先を行くAI活用の推進・啓蒙は教育、底上げこそが大事だと思っています」とコメントしている。AIを活用した作業は着実に進みつつある。自社の業務内容を確認しながら、AIで効率化を検討したい。