Z世代「イメージが良くなったと感じるブランド」1位ZOZOTOWN Fiom調査

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ECのミカタ編集部

フォローZ世代はもうECで「ただの買い物」をしない!1位『ZOZOTOWN』(35%)、2位『Qoo10』(25%)の異なる支持理由をZ-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)が第3弾インサイトサマリーを公開。

Fiom合同会社が運営する、Z世代当事者が実態や価値観を分析するシンクタンク「Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)」は2026年3月31日、「Z世代のイメージが爆上がりしたブランドランキング」の最新調査レポートより、EC(ネット通販)業界部門の動向を考察した第三弾インサイトサマリーを独自に公開した。

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調査概要

◆調査名:Z世代のイメージが爆上がりしたブランドランキング
◆調査対象:全国のZ世代(18歳~24歳)
◆調査期間:2025年9月
◆調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
◆有効回答数:n=300
◆調査分析:Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)(運営:Fiom合同会社)
◆出典:Z世代のイメージが爆上がりしたブランドランキング(Fiom合同会社)

「イメージが良くなった」1位はZOZOTOWN

本調査のEC業界部門では、Z世代が各ブランドに対して「パーソナライズされた検索体験」と「エンタメとしての消費」という、全く異なる価値を見出している実態が明らかになった。

「イメージが良くなった」と回答されたECのトップ3は以下の通り。

◆1位:ZOZOTOWN
▷単なる服を買う場所から、自分の骨格やパーソナルカラーに合わせて「自分に似合う正解」を探し出す、ファッション特化型の検索エンジンとしての地位を確立している。

◆2位:Qoo10
▷四半期に一度の「メガ割」が単なるセールではなく、SNS上で「何を買うべきか」を語り合う一大イベントへと昇華されており、消費体験自体のお祭り感が支持を集めている。

◆3位:Amazon
▷配送の圧倒的なスピード感に加え、プライムビデオなどのエンタメ領域を含めた「生活から切り離せない総合的な利便性」が、堅実なZ世代から高く評価されている。

「イメージが最も爆上がりした」ブランドはAmazon

「イメージが最も爆上がりした」ブランドの1位はAmazonとなった。

Z世代にとって、欲しいものが翌日に届くスピード感はもちろん、プライムビデオや音楽配信といった「ひとつの経済圏で完結するタイパ・コスパの良さ」は絶大な威力を誇る。日常のあらゆるタッチポイントで「なくてはならない存在」になりきることが、結果としてブランドへの絶対的な信頼と好意度を底上げする強力なサイクルを作っている。

2位のZOZOTOWNについて、Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)は「情報過多な現代において『自分にとっての正解』を最短距離で導き出してくれる『パーソナライズされた検索インフラ』へと進化した点にあります」と分析している。

「消費の文脈」に深く寄り添ったコミュニケーションを設計

Z-SOZOKEN(Z世代創造性研究所)所長 Fiom合同会社CEO である、竹下洋平氏は本調査結果について次のようにコメントしている。

「今回の第三弾インサイトサマリーで浮き彫りになったZOZOTOWNとQoo10のランクインは、Z世代のネット消費に対する向き合い方が『ただ安く買えればいい』というフェーズから、『自分の個性に寄り添ってくれるか』あるいは『SNSのトレンドとして体験を共有できるか』をシビアに見極めるフェーズへと完全にシフトしていることを証明しています」

ZOZOTOWNのように「彼らの『失敗したくない心理』に寄り添うパーソナライズされた検索体験」を提供するか、Qoo10のように「SNSと連動した熱狂的なイベント感」を提供するなど、ターゲットの「消費の文脈」に深く寄り添ったコミュニケーションを設計できる企業だけが、ブランドイメージを「爆上げ」させることができる。

Z世代の消費行動の変化を踏まえた戦略設計が、今後の成長を左右する重要なポイントとなるだろう。