Shopify、「ネイティブのB2B機能」提供対象をすべての事業者へ拡大
Shopify Japan株式会社は2026年4月6日、ネイティブのB2B(企業間取引)機能の提供対象を、すべてのShopifyプランの事業者へ拡大したことを発表した。
B2B機能の一部が「追加費用なし」で利用可能に
今回の提供拡大により、これまでShopify Plusの事業者向けに提供していたB2B機能の一部が、Basic、Grow、Advancedプランでも追加費用なしで利用可能になる。
追加アプリの導入や複雑なシステム連携を行うことなく、単一のプラットフォーム上でB2BとD2Cの両ビジネスを一元的に運営できるようになった。
対象プランで利用可能となる主な機能は、「卸売顧客向けの会社プロフィール管理」、「顧客ごとに価格を設定できる最大3つのカスタムカタログ」、「ボリュームディスカウントおよび数量ルール」、「クレジットカード情報の安全な保存のためのVault機能」、「支払い条件(Payment Terms)」など。
ShopifyのB2B機能は、プラットフォームのコアに直接組み込まれているため、単一の管理画面と統合されたデータ基盤を通じて、B2BとD2Cの両ビジネスをシームレスに運営可能だ。
また、Shopify Flow、Shopify Markets、Shopify Paymentsといった既存機能も、B2B・D2Cの双方で活用可能。これにより、分断されたツールや手作業への依存を軽減し、業務効率の向上と顧客体験の改善を支援する。
平均顧客単価「最大40%向上」などの成果
本件について、Shopify Japan カントリーマネージャーの馬場道生氏は、「ShopifyのネイティブB2B機能の提供対象を拡大することで、より多くの事業者が卸売と直販を単一のプラットフォーム上で一元管理できるようになり、新たな成長機会の創出につなげられると考えています」とコメントしている。
Shopify B2Bを導入した事業者からは、バックオフィス業務にかかる時間の最大25%削減、平均顧客単価の最大40%向上、6カ月以内におけるセルフサービス注文の最大33%増加、リピート注文頻度の最大20%向上といった成果が報告されている。
より高度な要件を持つ事業者向けには、Shopify Plusにおいて、無制限のカタログ作成、顧客ごとの価格設定の高度な管理、分割払いやデポジットなど柔軟な支払いオプションを含む、より拡張されたB2B機能の提供を継続するとした。さらなる事業成長につながる取り組みとして、今後の動向に期待が寄せられる。


