デジミホ、「R∞」のβ版レコメンドメール自動配信機能を提供開始

ECのミカタ編集部

デジミホがEC事業者向け「R∞」にレコメンドメール機能β版を実装し、提供開始
顧客の嗜好に応じた購買傾向を解析し、適切な推奨コンテンツを差し込み、自動メール配信を行う
β版は、1回につき1万通まで配信可能。正式版は5月中旬にリリースを予定

嗜好ごとに分類された商品ランキング順にレコメンド可能で、より購買に直結

株式会社デジミホ(以下、デジミホ)は、同社が展開するEC事業者向けパーソナル・マーケティング・プラットフォーム「R∞(アール・エイト)」において、メールに実装するレコメンド機能のβ版を自社開発し、提供を開始すると4月20日に発表した。

「R∞」は、4,000パターン以上の対象者抽出条件とチャネルを駆使し、顧客の反応によってキャンペーンのシナリオを設計。メールやWEBサイトなどを通して、最適化されたコンテンツを提供し、精度の高いマーケティングオートメーションを実現する既存顧客の維持育成ツール。今回の発表は、この「R∞」におけるレコメンドメール機能の正式リリースを前にしたβ版の提供開始となる。実装されるレコメンドメールは、顧客の嗜好に応じた購買傾向を解析し、『お気に入り商品』『カートに入れた商品』『最近見た商品』『R∞利用企業が指定したおすすめ商品』『ランキング(5月中旬リリース予定)』など、顧客一人ひとりへ適切な推奨コンテンツを差し込み、自動メール配信を行う。特に『ランキング』は、同じ嗜好性を持つクラスタごとに分類されたランキング順に商品のレコメンドが可能となり、より購買に直結するCRM施策として期待できるとのこと。β版は、1回につき1万通まで配信可能。正式版は5月中旬にリリースを予定している。

ECで商品を購入する際、その商品に類似したものを『おすすめ』されるレコメンド機能をよく見る。レコメンド機能は、顧客に向けた商品を選ぶ、そのディレクション能力で優劣が決まる。しかし、購入者が、なぜその商品を欲しがっているかは、ケースバイケースなことが多く、非常に難しい技術であることは間違いない。「R∞」において、レコメンドメール機能の実装は、必要不可欠なことだろう。サービス提供開始により、今後のマーケティング戦略がどのように変化していくか、非常に興味深い。


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