日本郵便、「スマートレター」を埼玉、千葉、神奈川、静岡でも販売開始

スマートレターの販売地域を拡大し、埼玉県・千葉県・神奈川県・静岡県でも販売開始
料金は全国一律180円でレターパック同様、信書も送ることができる
封筒を別途用意する必要がなく、宛名ラベルの印刷や貼り付けの必要はない

1kgまでなら全国一律180円で信書も送れるA5ファイルサイズの専用封筒

本郵便株式会社（以下、日本郵便）は、東京都および切手SHOPで行っていたスマートレターの販売地域を拡大し、埼玉県・千葉県・神奈川県・静岡県でも2015年5月11日より販売開始すると発表した。

スマートレターは、A5ファイルサイズ（25cm×17cm）の専用封筒を購入し、ポストに投函または郵便窓口から小型の荷物を配送できるサービス。厚さは2cmまで、重さは1kgまで。料金は全国一律180円でレターパック同様、信書も送ることができる（現金、貴金属等の貴重品や危険物は不可）。日本郵便が行っている同様のサービス「クリックポスト」に比べ、価格は若干高くなるが、封筒を別途用意する必要がなく、宛名ラベルの印刷や貼り付けの必要はない。ただし、クリックポストにある追跡サービスには対応していない。また、定形外郵便と比べると100g以下は定形外郵便の方が安価だが、100gを超える場合はスマートレターの方が安価になる。

日本郵便のサービスには、スマートレターの他にも、レターパック、クリックポスト、宅急便コンパクト、ゆうメール、ミニレター、定形郵便、ポスパケットなど、微妙に特性の違う商品が複数あり、どのサービスを利用すればいいかが複雑。スマートレターは、A5ファイルサイズまでの定形外郵便の廉価版とイメージすれば判り易い。