「出前館」日本最大級の宅配ポータルサイトがbento.jpと提携
bento.jpが受注代行とデリバリー機能を提供し、「出前館」の加盟店増加を図る
株式会社ベントー・ドット・ジェーピー(以下、bento.jp)は、夢の街創造委員会株式会社(以下、夢の街創造委員会)が運営する日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」と提携し、デリバリー代行サービスのトライアルを開始すると5月18日に発表した。
bento.jp は、「スマートフォンから注文、平均10分でお届けする」お弁当のオンデマンドデリバリーサービスを展開。また、オンデマンドデリバリーのシステム、スタッフを活かし、小売店、飲食店、EC事業者のデリバリーを代行するサービス「kaukul」の提供も行っている。一方、「出前館」は、会員数約683万人、11,947店舗以上の加盟店(2015年4月末時点)を有する日本最大級の「出前」ポータルサイト。「出前館」を通じた出前は、月間約20億円にもおよぶ。
今回の両社が提携することにより、「出前館」の加盟店は、1名分の出前も配達可能な「kaukul」の利用が可能となり、これまでデリバリー機能を持っていなかった店舗も、「出前館」および「おひとりさま便」に新規加盟することができるようになる。夢の街創造委員会は、「kaukul」を通じて、新規会員の獲得と店舗増加による出前の選択肢の広がりで顧客満足度の向上を目指す。
「kaukul」の提供は、いまのところ、対応エリアが渋谷区および港区の一部エリアと限られている。よって、新規に加入が見込める加盟店もこのエリア対象の店舗のみとなるが、“1人前”の配達から行ってくれるスピードデリバリーは、人気となって然るべき。消費者目線からも、仕事中は面倒に思えるランチ探しも、「出前館」さえ見れば済むので非常に助かる。今回の両社の提携は、両社のサービスの良さをより広めることになるだろう。