「天猫国際」に日本のオタク文化が進出、Tokyo Otaku Mode!
アリババグループの中国EC出店支援サービスを利用し、オタクグッズを販売
Tokyo Otaku Mode Inc.(以下、TOM)は、アリババグループが運営する中国のBtoCサイト「天猫(Tmall)」の国際ブランド「天猫国際(Tmall Global)」に、「Tokyo Otaku Mode(東京御宅風尚)海外旗艦店」を出店すると5月18日に発表した。
TOM(本社、アメリカ)は、アニメ、漫画、ゲーム、音楽など日本のポップカルチャーを世界に発信し、2015年5月現在、1,730万Like!(いいね!)を有するFacebookページ「Tokyo Otaku Mode」(http://www.facebook.com/tokyootakumode)を運営。同ページは、FacebookページのECサービスカテゴリにおいて、iTunes、Amazonに次ぐ3番目の人気となっている。2013年には、海外向けECサイト「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」( http://otakumode.com/shop )をオープン。TOMがセレクトする日本のポップカルチャー関連グッズを正規メーカーから直接仕入れ、オリジナル商品も含め、海外に向けて販売している。
今回、TOMは、アリババ株式会社が中国で展開するEC出店支援サービス「チャイナエクスプレス」を利用し、アリババグループが運営する中国最大のBtoCサイト「天猫(Tmall)」の国際ブランド「天猫国際(Tmall Global)」に、「Tokyo Otaku Mode(東京御宅風尚)海外旗艦店」(http://otakumode.tmall.hk)を出店。「Tokyo Otaku Mode Premium Shop」での人気商品を販売する。オープン時は、中国でも人気のアニメ「新世紀エヴァンゲリヲン」のアクセサリー、リラックマなどのキャラクターグッズ、丸めると本物のお寿司そっくりになる靴下「寿司ソックス」など、およそ100点の商品を取りそろえ、年内には取扱商品数を200点以上まで増やす予定としている。
「天猫」は、中国で圧倒的な認知度と集客力を持つECサイト。その国際ブランドである「天猫国際」に出店するには、審査を伴い、一流アパレルブランドなど、限られた企業のみが店舗展開できるとのこと。報道発表でTOMのCEO、亀井智英氏は「中国のファンに最新の日本のポップカルチャーを発信できることは、中国のファンのニーズに応えるだけでなく、新たなファンも生み出せる」と今後の展望を語っているが、同サイトの進出は、オタクファンを増やすだけでなく、日本のECサイトのレベルの高さを多くの人に知らしめる機会となるのではないだろうか。