ザ・リアルリアルは、委託販売と買い取りを組み合わせたワンストップサービスを開始
ラグジュアリーブランドのリセールストア「リアルリアル」において、商品の買い取りも行う
委託者は、「ほかの業者に再度査定を依頼する」といった手間がなくなる

委託販売のサービス対象外となるアイテムの買い取りを実施

ザ・リアルリアル株式会社（代表取締役　藤井清孝　以下、ザ・リアルリアル）は、運営するラグジュアリーブランドのリセールストア「リアルリアル」において、委託販売と買い取りを組み合わせたワンストップのクローゼット整理サービスを開始したと5月22日に発表した。

「リアルリアル」は、委託者からラグジュアリーブランドアイテムを預かり、商品の撮影から販売までを一括して代行、サイト上にて販売、委託者に返金するシステムの委託販売サービス。『安く買って高く売る』買い取りサービスと異なり、実際の販売価格の60％〜80％が返金されるという高価換金で好評を博してきた。

今回大きく進化したのは、委託販売に買い取りを組み合わせた、ワンストップのサービス提供をスタートさせた点。これまでは委託販売の対象外となった商品は、委託者に返却されていたが、この掲載・販売を行わないアイテムの買い取りもザ・リアルリアルが行う。委託者は、「返送されたアイテムを受け取り、ほかの業者に再度査定を依頼する」といった従来の手間をカットする。また、「リアルリアル」では、新サービス開始を記念して「スマートクローゼット（スマ・クロ）キャンペーン」（https://www.therealreal.jp/consign）を2015年6月15日までの期間、実施している。

査定のプロが自宅に訪問し、ブランド品の委託販売または買い取りを受けてくれるサービスは、断捨離がブームになる以前から人気があった。買い取りまで包括したワンストップサービスは、「リアルリアル」の人気を更に上げていくことになるだろう。このニュースは、ECサイトがユーザーニーズのために事業範囲拡大を図る見本となるに違いない。