オールアバウト攻める!シーズネット分割会社を子会社化
オールアバウトがディー・エル・マーケット株式会社の株式を100%取得し、子会社化
ディー・エル・マーケットは、シーズネットが「DLmarket」運営のために新設を予定していた会社
オールアバウトは、デジタルコンテンツの販売市場へ事業参入
日本最大級のデジタルコンテンツのCtoCマーケットプレイスを目指す
総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:江幡哲也 以下、オールアバウト)は、シーズネット株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役:土屋昌弘 以下、シーズネット)が会社分割により新設予定のディー・エル・マーケット株式会社(以下、ディー・エル・マーケット)の株式を100%取得し、子会社化すると5月25日に発表した。
シーズネットは、ダウンロード販売専門のマーケットプレイス「DLmarket」(http://www.dlmarket.jp/)を運営しており、39カテゴリのデジタルコンテンツを20万点以上取り扱う。会員数は個人・法人あわせ約47万人、2014年の販売取引実績は約20万件にのぼっている。シーズネットは、2015年6月に「DLmarket」運営のためのディー・エル・マーケットの新設を予定。このディー・エル・マーケットの株式をオールアバウトが100%取得するため、オールアバウトは、「DLmarket」の運営を引き継ぐ形となる。オールアバウトは、ディー・エル・マーケット子会社化により、デジタルコンテンツの販売市場へ事業参入する。オールアバウトは、「All About」のメディア力を活用して「DLmarket」を日本最大級のデジタルコンテンツのCtoCマーケットプレイスと決意を語っている。
オールアバウトは、中期戦略としてもCtoC事業強化を注力領域にあげている。デジタルコンテンツを紹介していた会社がデジタルコンテンツ販売に乗り出すわけだが、オールアバウトの専門家ネットワークを活用したデジタルコンテンツの販売は、「All About」の読者層に、どのように映るだろう。読者を大事にするオールアバウトの運営が「DLmarket」にどのような変化をもたらすか注目していきたい。