「不正検知」の大御所、かっこ株式会社が総額2.4億円の資金調達
SaaS事業「O-PLUX」新分野参入と強化に向け
かっこ株式会社(代表取締役:岩井裕之 以下、かっこ)は、みずほキャピタル株式会社など計4社を引受先とし、総額で2.4億円の第三者割当増資を実施したと発表した。
かっこは、EC業界で2,000サイト導入実績のあるSaaS事業「O-PLUX」、社内外のビックデータを可視化提供するためのサービス事業「2visualize」の展開を行っている。今回の資金調達は、「O-PLUX」のEC業界以外の新分野への参入及び、各事業のプロダクト強化と組織強化に投資を行う見通し。
かっこは、今後顧客の更なる価値提供となり得る新サービスの構築及び経営基盤強化に取り組んでいきたいとしている。
「O-PLUX」は、個人情報保護に留意した消費者の氏名などが判別できない取引データを導入企業から取得し、 過去に未回収となった取引との類似性をリアルタイムに解析することで、 企業が目視審査や未回収の処理に掛けているコストの削減と、 審査精度および審査速度の向上を実現させるASPサービス。
「2visualize」は、専任のデータサイエンティストなしでは扱うことが難しい社内データと、 社外の市場価格や所得・人口等の政府統計データ、 SNSなどのオープンデータを活用して、 目標達成や問題解決のためのアクションに結び付く判断材料をクラウド上で処理してシンプルに可視化するサービス。