楽天スーパーポイント付与の「楽天リワード」が外部サービスに初搭載
iOS版アプリ「おでかけランチ検索 30min.」に「楽天リワード」を搭載
外部サービスへの「楽天リワード」搭載は初めての試み
「楽天リワード」の搭載により、利用率や広告収益拡大が促進されることを期待
アプリ利用率向上や広告収益拡大に期待される「楽天リワード」
楽天株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役会長兼社長:三木谷 浩史 以下、楽天)は、「楽天スーパーポイント」をアプリ内で付与できるサービス「楽天リワード」を株式会社イード(本社:東京都新宿区 代表取締役:宮川 洋 以下、イード社)のiOS版アプリ「おでかけランチ検索 30min.」に搭載することを6月16日に発表した。
「楽天リワード」は、アプリに特化したサービス。同サービスを搭載するアプリでは、ユーザーがアプリを起動したり、継続利用、動画を視聴するといった「ミッション」をこなすことで、「楽天スーパーポイント」が提供される。同サービスは、これまで楽天グループサービス内の一部アプリのみに搭載されており、イード社の店舗ナビゲーションアプリ「おでかけランチ検索 30min.」への搭載は、外部サービスへの初めての搭載となる。楽天は、「楽天リワード」のソフトウェア開発キット(SDK:Software Development Kit)をイード社に提供していた。
「楽天リワード」を搭載してきたアプリでは、導入後にアプリの起動率や継続利用率などが向上するとともに、アプリ内の滞在時間も長くなるなどの成果があったとのこと。例えば、マンガで最新ニュースを読めるアプリ「楽天マンガニュース」では、「マンガニュースを10本完読するとポイント付与」というミッションを設定したことにより、アプリの起動率が高まり、滞在時間も延びた。イード社は、「楽天リワード」の搭載により、同社アプリの利用率や広告収益拡大が促進されることを期待。今後も同社の他のアプリへの搭載も予定している。
楽天提供のサービスを利用するか、サークルK・サンクスで会員登録して「Rポイント」を利用して貯めることのできる「楽天スーパーポイント」。これを活用して収益拡大したいと望む企業は数多く潜在するだろう。「楽天リワード」の外部サービスへの初提供をきっかけに今後はアプリ搭載が広まっていくのではないか。