社内販売用「シークレットショップ機能」がGMOメイクショップに追加

「MakeShop」に社内販売を行う企業向けの「シークレットショップ機能」を追加
従業員は、認証コードを入力するだけで、Web上の社内販売に参加できる
サントリーグループが運営する4店舗をはじめ、多数の大手企業での導入が決定

認証コードを設定するだけで閲覧制限をかけたシークレットショップがつくれる

GMOメイクショップ株式会社(代表取締役社長:向畑 憲良 以下、GMOメイクショップ)は、運営するネットショップ構築サービス「MakeShop」において、社内販売を行う企業向けの「シークレットショップ機能」をオプションとして追加することを6月18日に発表した。

「MakeShop」では、会員IDとパスワードを使ったクローズドなショップを構築できる「会員制ショップ機能」を標準機能として提供していた。しかし、同機能をBtoE(従業員向け)に利用するには、従業員の入社や退職に伴って会員IDの付与・削除が必要となり、従業員数の多い企業ではショップ管理者の負担となっていた。そこでGMOメイクショップでは、閲覧制限をかけた社内販売ショップを簡単に構築できる「シークレットショップ機能」を開発。「MakeShop」の新たなオプション機能としての提供開始するものとした。

「シークレットショップ機能」は、CSVで認証コードを一括管理。従業員ごとのID付与・管理が必要なく、従業員は、認証コードを入力するだけで、Web上の社内販売に参加できる。導入企業は、これを利用してサンプル商品やアウトレット商品の社内販売をはじめ、ファミリーセールといった期間が限定された特別セールなど、BtoEのクローズドなマーケットを効率的に運用できる。

同サービスは、サントリーグループが運営する4店舗をはじめ、多数の大手企業での導入が決定しており、6月末より順次運用が開始される予定とのこと。

BtoE施策の実施と福利厚生の強化を実現するべく、社内販売をWeb上で実施したいという企業の声を受け誕生したサービス。GMOメイクショップでは、同サービスを他のオプション機能の多くと同様、月額無料で提供する。社員数の多い企業にとっては、とても便利なサービスで、「MakeShop」を利用するほとんどの大手は、導入していくのではないだろうか。