Amazon初!期間限定で和書の人気書籍を20%OFF
アマゾンジャパン(代表取締役社長 ジャスパー・チャン 以下、Amazon)は、書籍ストアで「夏の読書推進お買い得キャンペーン」を7月31日まで実施すると発表した。キャンペーンの期間中は、過去数年間において、代表的なベストセラー和書約110タイトルを選定、その全ての書籍に対し、定価から20%OFFとなる。
対象となる書籍は、累計販売270万部を超えたベストセラー「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」や「ざわちんメイク、まとめ。特装版」、「クラウド化する世界」など、おなじみの作品が多い。気にはなっていたが、まだ購入していない、そんなユーザーにとっては、それらの作品に触れるチャンスとなる。
期間限定で和書におけるベストセラー値下げの実施は、Amazonにとって初めての試み。また、実店舗でも、本を安売りするというのは、あまり目にすることのない光景だ。この企画の最大のPointは、実施にあたって、事前にAmazonが、ダイヤモンド社、インプレス社、廣済堂、主婦の友社、サンクチュアリ出版、翔泳社の6社に交渉を重ね、実現させたという点にある。その背景に、Amazonでは、今回の特別価格でのベストセラー書籍の提供をきっかけに、より多くのお客様に読書を身近に感じ、書籍購入のきっかけとしてもらえたら、としている。
ネットで本を買うという習慣を根付かせ、本の購入シーンに風穴を開けたAmazon。いまや、本を買える場所として、圧倒的な認知度を誇るAmazonだからこそ、実現できたこの企画で、また、攻めの姿勢を見せた。これがどういう結果を招くか、成り行きを見定めたいところだ。まさに、Amazonは本を“買える”場所であり、本を“変える”場所なのかもしれない。