2015年お中元、おとりよせネットユーザーの動向を調査

「おとりよせネット」ユーザー532人を対象に「2015年のお中元」に関するアンケートを実施
購入先は「デパート・百貨店」(56.5%)、「楽天/Yahoo!などのモール内ショップ」(29.2%)
商品予算は、「3,000円台」「4,000円台」が減少、「5,000円台」が8.0%増

お中元を贈る予定6割、1件あたりの商品予算は上昇傾向で「5,000円台」3割強

お取り寄せの美味しい逸品についての口コミポータルサイト「おとりよせネット」を運営するアイランド株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:粟飯原 理咲 以下、アイランド社)は、2015年5月28日〜6月8日の期間において全国の「おとりよせネット」ユーザー532人を対象に「2015年のお中元」に関するアンケートを実施。その調査結果を2010年に行った同内容の調査結果と併せて7月7日に発表した。

アイランド社の調査によると、2015年にお中元を贈る予定と答えた人は59.2%。贈る相手は1位「両親・兄弟」(43.8%)、2位「親戚」(43.2%)、3位「義理の両親」(27.9%)。商品を選ぶ基準は「相手の好み」(71.4%)が最も多く、購入先は「デパート・百貨店」(56.5%)、「楽天/Yahoo!などのモール内ショップ」(29.2%)。また、贈る予定の商品は、「ビール・ワイン・お酒」(33.3%)が最も多いのに対し、もらって嬉しかったお中元の1位は、「洋菓子」(26.7%)となっている。

2015年お中元1件あたりの商品予算は、1位「3,000円台」(42.2%)、2位「5,000円台」(32.4%)、3位「4,000円台」(14.3%)。2010年の調査では、1位「3,000円台」(45.8%)、2位「5,000円台」(24.4%)、3位「4,000円台」(20.2%)となっており、「3,000円台」「4,000円台」が減少、「5,000円台」が8.0%増となった。

おとりよせネットプロデューサー笹田幸利氏は、この調査結果を踏まえて「FacebookやLINEなどSNSでのコミュニケーションは、広がりよりも深さを大切にする傾向が強くなっているように思います。これらのことを考えると、お中元という身近で大切な人に感謝をちゃんと伝えるという習慣において、商品予算が上昇するのは、自然な流れと言えるかもしれません。」と述べている。

東日本では7月初めから中旬頃まで、8月にお盆を行う西日本では8月初めから中旬頃までに贈ることが一般的なお中元。最近では、百貨店など各社のお中元合戦の立ち上げの早まりから、6月からお中元を贈る人も増えてきているそうだ。お中元で最も悩むのは、売り手も買い手も商品選び。相手に喜ばれるオーソドックスな物が常に上位をキープするが、少しでも「気が利いてる」と思わせる物を選びたいと思う人が増えているのではないか。商品予算の上昇から、そうした傾向が窺える。