Amazon「リフォームストア」、ソニー不動産のリフォーム商品の取扱いを開始

「リフォームストア」において、ソニー不動産が提供するリフォーム商品の取扱いを開始
ソニー不動産のリフォーム商品を加えることで、さらにラインナップを拡充
ソニー不動産にとって、オンラインによるリフォーム商品・サービスの提供は初の試み

リフォーム商材をネット販売するAmazonの新たな試みにソニー不動産も参入

Amazon.co.jp(以下、Amazon)は、同社の初の住宅リフォーム市場への本格参入として、Amazonサイト内の新カテゴリーに開設した「リフォームストア」において、ソニー不動産株式会社(以下、ソニー不動産)が提供するリフォーム商品の取扱いを開始すると7月9日に発表した。

参考記事
Amazon世界初の試み「リフォームストア」オープン
http://ecnomikata.com/ecnews/detail.php?id=5538


「リフォームストア」(http://www.amazon.co.jp/reform)は、積水ハウスグループ、大和ハウスリフォーム両社によるリフォーム商品提供、およびダスキンによるハウスクリーニングサービス提供のもと、2015年6月30日にオープン。居住地域、居住形態、居住空間といった検討条件や予算など、ニーズに合わせたリフォーム商品の検索のしやすさをセールスポイントに、交換・取り付けに必要となる工事費をパッケージにした料金で、5,500品目を超える豊かな品揃えのリフォーム商品を販売する。

Amazonは、ソニー不動産のキッチン、洗面台、ユニットバス、トイレなどのリフォーム商品を加えることで、「リフォームストア」で取扱う商品のラインナップをさらに拡充する。「リフォームストア」では、取扱い商品・サービスを順次拡大していく予定で、引き続き、住環境全般における快適な暮らしの提案を行っていくとしている。なお、ソニー不動産にとって、オンラインによるリフォーム商品・サービスの提供は初の試みとのこと。

本来、住宅リフォームはリフォーム会社との密な打ち合わせを必要とするもので、高額な商品やサービスをネットで注文・購入されるものではない。しかし、今はリフォーム、またはリノベーションを個人で行う人が多く、ブームにまでなっている。ソニー不動産もこれに商機を見る。インターネットで何でも売られる時代。Amazonがこの分野でどれ程の成功を見せるか、興味が尽きない。