ディーエムエス、自動梱包機「e-Cube」を日本初導入

ECのミカタ編集部

「e-Cube」はパッケージの高さを中身の大きさに合わせて調整できる自動梱包機
8月下旬に川島ロジスティクスセンターに導入
的確なパッケージサイズで配送料金の最適化・コスト削減

顧客企業にもたくさんのメリットが!

株式会社ディーエムエス(以下「ディーエムエス」)は8月12日、2015年4月に開設した川島ロジスティクセンター内に最新鋭の物流機器「e-Cube」を日本国内で初めて導入することを発表した。

「e-Cube」は(フランスB+Equipment社製)は、パッケージの高さを中身の大きさに合わせて調整することができる自動梱包機だ。従来、同様の機器の多くが専用パッケージを使う必要があったのに対して、「e-Cube」は、凡用的なパッケージに対応できるため、様々な顧客企業の要望に低価格で対応することができる。

「e-Cube」の導入によって、顧客企業には配送料金の最適化をはじめ、パッケージコストの削減、スピーディーな出荷などのメリットがある。また、緩急材の削減やトラックの積載効率の上昇など、環境にも配慮されている。

「e-Cube」が川島ロジスティクスセンターに導入されることによって、現在稼働中のマテリアルハンドリング機器・物流システムと連携して、ひとつの物流ラインが完成する。取り扱う商品・ツールが多品種にわたるもの、オーダーのされ方が多様でパッケージサイズが一定でないものを扱う企業に対して、大きな効果を発揮することが期待される。

パッケージコストの削減などによって、環境にも配慮された取り組みとなるが、エコが大きく取り上げられる今、緩急材の削減や環境負荷低減は注目されるべき点であろう。


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