2013年度におけるEC市場は15.9兆円 MM総研が発表
消費市場全体では5.6%に
MM総研が、2013年度におけるEC市場は15.9兆円の規模に達したとの調査結果を発表している。
MM総研では今回の調査において、全国アンケート調査のほか、内閣府の民間最終消費支出や総務省の人口統計データも活用。これにより、国内消費市場全体の中でのEC市場を算出したところ、市場規模は15.9兆円となり、2013年度における国内最終消費の市場規模のうち、5.6%を占めているという結果となった。
スマートフォン利用は、EC市場全体の16.4%にあたる2.6兆円に
また、これを利用端末別に算出した場合、「パソコン」が74.2%にあたる11.8兆円となり最も大きく、続いて「スマートフォン」が16.4%にあたる2.6兆円に。以下、「フィーチャーフォン」が5.0%にあたる0.8兆円、「タブレット端末」が4.4%にあたる0.7兆円となっているとのこと。
今後についてMM総研では、EC市場ではパソコンが中心的な存在感を示している反面、スマートフォンの利用も伸びていることから、スマートフォンがこれからどの程度活用されるかによって、EC市場の動向が左右されるのではと予測している。