日本郵政が上場、気になる初値は1631円!

ECのミカタ編集部

日本郵便、10月の動きはどうだった?

日本郵政株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の3社は本日、2015年11月4日に東証一部に上場した。初値は1631円で公募価格の1400円を上回る走り出しとなった。今回の上場は郵政民営化法案の提出から10年を経てのもの。2005年に小泉政権化において郵政改革が行われて以来、2007年には「JP 日本郵政グループ」が発足し、同グループは郵便事業株式会社、郵便局株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険の 5 社から構成されスタート。その後、そのうち、郵便局株式会社と郵便事業株式会社は会社統合によって日本郵便株式会社となり、今に至る。9月10日に東京証券取引所が上場を承認してからは、時価総額は8兆円とも言われ、1998年に上場したNTTドコモ株以来の超大型IPOとして注目を集めている。なお、NTTドコモ株は公募価格390万円に対し、初値は460万円で利益は+70万円(+17.9%)であった。

今回の上場で資金が集まり、事業拡大が可能となる。11月の動きはどのようになっていくだろうか。これまでの動きを追ってみる。
10月の日本郵便の出来事は大きく3つ。

・日本郵便、ファミマで荷物の受け取りが可能に!
 http://ecnomikata.com/ecnews/backyard/6372/

・日本郵便、「はこぽす」11月から楽天以外にも拡大!
 http://ecnomikata.com/ecnews/backyard/6599/

・日本郵便、受注効率化で店の運営を更にやりやすく!
 http://ecnomikata.com/ecnews/backyard/6612/

10月の日本郵便は、コンビニ受け取りや「はこぽす」の利用範囲拡大、クラウド型出荷管理システムなど11月からスタートする便利なサービス開始のニュースが続いた。これらのどのサービスも利用者の負担軽減や利便性の向上が見込めるものだ。11月以降も利用者がより便利になるサービスが提供されていくことが期待される。


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