日本写真印刷、「メディア型サブスクリプション(定期購入)ECサイト」を運営開始
100%子会社、TAP&BOXが定期購入型ECサイトの第1弾をオープン
日本写真印刷株式会社(以下、日本写真印刷)が設立した100%子会社、TAP&BOX株式会社(以下、TAP&BOX)は、ECサービスの開発と実践を目的としたモデルショップの運営を開始すると発表した。
モデルショップ第1弾として、メディア型サブスクリプション(定期購入)方式でカリフォルニアワインを販売するECサイト『WINE BIRD(ワイン・バード)』をオープンする。
市場規模9.5兆円、サブスクリプション型ECサイトというモデル
日本写真印刷は事業の一環として「WEBソリューションサービス」を提供しており、顧客に根拠のあるコンサルティングを提供するためのノウハウ蓄積を目的としてECサイトの運営を決定、2013年11月にTAP&BOXを立ち上げた。
近年EC市場はインターネットの普及によって9.5兆円の市場規模にまで拡大しており、今後もさらなる成長が見込まれている一方、消費者側は膨大な情報の中から商品を選択することが難しくなっているという声もある。
こうした背景から、近年はプロや専門家に絞り込まれた「いいもの」を定期購入する「サブスクリプション型ECサイト」が増加傾向にあり、また、インターネットやソーシャルネットワークなどの台頭でメディアの形態が変化しつつあるとしている。
TAP&BOXはメディアを運営することで人を集め、一般に向けた商品販売を行う「メディア型サブスクリプションECサイト」の運営を開始し、ワインに続き多様な商材を販売していく予定としている。