Webサイトの改善がスピードUP!使いやすいサイトへ

利根川 舞

2社の連携でテスト期間の短縮が可能に!

 Webサイトのユーザー・インターフェース改善を簡単に実現する「Kaizen Platform」を運営するKaizen Platform,inc.(以下「Kaizen Platform社」)と、クリックテールの日本における販売・サポートを行っている株式会社ギャプライズ(以下「ギャプライズ社」)は、業務提携を行うことにより、両ツールでのデータ連携を開始することを発表した。

クリックテール社の提供するヒートマップ解析サービス「クリックテール」では、ページ内アクセス解析に特化したツールが複数提供されている。インターネット上で様々なアクセス解析ツールが提供されている中、他の解析ツールでは見ることのできないユーザー毎のマウスの動きや、スマートフォンの指の動き、それらを包括的に可視化したヒートマップなどを見ることができる。また、「クリックテール」の管理画面内で改善案のデザインパターンと元々のデザインを同時に表示できるため、簡単に比較することができる。

「Kaizen Platform」上で行われるWebサイト最適化のテストで利用されるデザインバリエーションごとに、ユーザーの行動が正確にクリックテールで閲覧できるようになるため、実行したテストの何が良かったか、悪かったかが視覚的にも正確に判断できるようになる。この結果、マーケッターはテスト結果からこれまでよりも素早くどのような人がサイトに訪問しているのかを知ることができるようになり、次のテストの実行までの時間を短縮することが可能になる。

連携による導入企業マーケッターのメリットがまず2点挙げられる。1つ目はコンバージョンレート(CVR)向上に貢献した要因を素早く把握し、次の改善に活かせること。2つめは素早くユーザーインサイトを得ることで、テスト実行サイクルの時間を短縮できることだ。なお、連携の方法についてはクリックテール社のWebサイトに掲載されている。

スムーズな連携によって、Webサイトの改善活動の精度を上げることができるようになった。Webサイトを訪れたユーザーがサイトのどこをまず見ているのか、そういったポイントを抑えることによって、商品の販売促進へつながる。商品が探しにくかったり、スマートフォンに対応していなければ、利用者が減ってしまうだろう。様々な通販サイトを頻繁に見ているユーザーは、見やすさや使いやすさが重視されているサイトでまた買い物をしたいと考えるものなので、こうした機能を効果的に活用したいものだ。


記者プロフィール

利根川 舞

メディア編集部
ロックを聴きつつ平安時代に思いを馳せる文学人間。タイムマシンができたら平安時代に行きたいです。
ライブハウスやフェス会場に出没しては、笑って、泣いて、叫ぶ姿が目撃されている。ACIDMANや10-FEET、ROTTENGRAFFTYが大好き。

サービスやその場の雰囲気がイメージしやすくなるような記事を書いていきたいと思います。

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