年末年始のお金の使い道は?(保険クリニック調べ)
お年玉は甥っ子や姪っ子にあげる人が多い!
日本で最も老舗の保険ショップである「保険クリニック」は、年末年始をどのように過ごし、どれくらい出費しているかなどの年末年始のお金の使い方について、女性500人を対象にアンケート調査を実施した。
調査の結果をまとめると、「年末年始はどう過ごす予定か」の質問に対し、「自宅でゆっくり過ごしたい」と回答した人が40.4%だった。その中でも、出かける場所は「初詣」「買い物」「宿泊を伴う帰省」だった。それに対しての金額平均は55,000円であり、最も多かった回答は10,000円だった。2014年12月に行ったアンケートの平均は49,000円であり、約6,000円上がった。
「年末年始に何を買うか」の質問に対し、「おせちや年末年始用の食材」が1位で、2位が「年賀状」となった。また、「普段と変わらない」が27.2%である。昨年の男女500人を対象にしたアンケートでは32.8%だったため、女性の方がより年末年始らしい支出の仕方をしていることが読み取れる。それに対しての金額の平均は28,000円であり、最も多かった回答は10,000円だった。2014年12月に行ったアンケートの平均は32,000円であり、昨年よりも4,000円低い結果となった。
「お年玉を誰にあげる予定か」の質問に対し、51.8%が「あげる」と回答した。お年玉をあげる相手の1位は「甥っ子・姪っ子」2位は「子供」3位は「両親」と続く。さらに、お年玉をあげる人数の平均は3.1人(2014年は3.3人)、お年玉にかける総額の平均は1.9万円(2014年は2.1万円)だった。最も多かった答えは、お年玉をあげる人数が2人、総額が1万円である。
「冬のボーナスは夏のボーナスと比べてどうだったか」の質問に対し、昨年のアンケートでもボーナスなしの人が増えている結果が出たが、今回も同じ結果となった。今年の特徴は、下がった人(5.0%)が上がった人(4.6%)を上回ったことで、上がった人の方が多かった昨年とは反対の結果となった。景気の停滞が今冬のボーナスにも影響している様子が分かる。さらに、「ボーナスを預貯金するか、また、いくらするか」の質問に対し、ボーナスをもらう257人のうち、約47%は「しない」と回答した。昨年に比べて-1%となった。預貯金額は平均30万5千円から24万1千円へ下がった。
「今年は昨年と比べて、経済的にどうだったか」の質問に対し、「今年の方が楽だった」が6.2%(2014年:5.0%)、「変わらない」が56.6%(2014年:50.6%)、「今年の方が厳しかった」が37.2%(2014年:44.4%)だった。昨年に比べ、「厳しかった」と回答する人が減少した。
「2016年は経済的にどうなると思うか」の質問に対し、「2016年は楽になる」が5.0%、「変わらない」が55.4%、「2016年の方が厳しくなる」が39.6%だった。「2016年の方が厳しくなる」と回答した人は昨年の48.6%より大幅に減少した。
年末年始のお金の使い道に悩む人も居るだろう。1年間頑張った自分へのご褒美として、好きなものを購入することも1つの手段である。それがあると、新しい年を迎えても自分らしく頑張ることができる。たまには、自分のためにお金を使うことも大切だ。それが頑張る力の源になるはずだ。