ネットとリアルを1つのサイフに!「au WALLET」

世界約3,600万店のマスターカード加盟店と連携

KDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社は2月13日、新しい電子マネーサービス「au WALLET」を本年5月より開始すると発表した。

対象はau IDを持つ契約者。au携帯だけでなく、auひかりなどの固定回線ユーザもサービスを利用できる。

日本国内最大級のサーバ管理型電子マネーである「WebMoney」と(株)クレディセゾンの協業により実現したMasterCardプリペイド決済システムを活用。従来のクレジットカード審査を不要とした。

従来のおサイフケータイとは異なり、au WALLETではプラスチックカードを発行する。iPhoneや端末を多数持つ人にはありがたい方式と言える。

たまったポイントでauの支払い、ショッピングも

au携帯電話や、KDDI固定通信サービスの月額利用料、通信料1,000円(税抜)ごとに10ポイント、auかんたん決済利用額100円ごとに1ポイントがたまる。たまったポイントは「au WALLET」へチャージして使用可能。

au通信料への充当は2014年8月以降開始予定だ。ポイントで交換できる商品も用意される予定。

キャリアサービスはリアルを取り込む段階へ

同社は2年前の2012年2月14日、固定回線と携帯を一体化する割引、「スマートバリュー」を開始、MNP流入の勝ち組となってきた。最初の契約者の2年契約が終わるこの時期に発表された本サービスは、流通大手と手を組みさらなるエコシステムを展開することで、ユーザを離さない作戦といえる。