KDDI、じぶん銀行の業務追加を発表!ポイント制にも影響?
じぶん銀行に、「住宅ローン」が追加された。これにより、自宅を購入する人がローンを組みやすくなった。今後もじぶん銀行を利用する人が増える予感・・・
若いうちからでもローンが組める?auのポイントにも影響?
KDDI株式会社(以下、KDDI)は、株式会社じぶん銀行(以下、じぶん銀行)を所属銀行とする銀行代理業に係る業務追加(「円預金、外資預金の受け入れ」ならびに「個人向け貸付(カードローン、住宅ローン)」を内容とする契約締結の媒介)について金融庁の認可を得て、2月16日より実施する、と発表した。
じぶん銀行は、KDDIが提供する「au Wallet」とも親和性が高い。例えて言うなら、じぶん銀行を支払口座に設定したau WALLET クレジットカードでau 利用料金を支払うと、au利用料金分について1年間ポイント3倍つくなどの特典がある。じぶん銀行でできることが増えること、それは、ユーザーが増えることを意味して、また、それは、au WALLET Marketの利用に少なからず好影響だと思われる。
KDDIによれば、、これまでに、じぶん銀行を所属銀行とする銀行代理業者として、じぶん銀行の「円預金、外資預金の受入れ」ならびに「資金の貸付(カードローン)」を内容とする契約締結の媒介(勧誘ならびに取次)を行ってきた。今回、金融庁からの認可を受けたことに伴い、従来の「資金の貸付(カードローン)」を内容とする契約締結の媒介に住宅ローンを加え、「円預金、外資預金の受け入れ」ならびに「個人向け貸付(カードローン、住宅ローン)」を内容とする契約締結の媒介に関する業務を開始する。
じぶん銀行の住宅ローンは、日本の銀行で初めて申込から契約までをネットで完結することができる。また、「一般団信」もしくは「がん50%保障団信」の保険料、保証料、収入印紙代、一部返済手数料、返済口座への資金移動は全て無料となる。さらに、癌と診断されたときは、住宅ローンの残高が半分になる。毎月、手間無く、返済することができるところが魅力的である。
今回の住宅ローンの追加により、本格的に自宅を購入することを考えている人は、住宅ローンが組みやすくなった。また、長期ローンは若いうちでも組むことができるため、これを機会に計画的に住宅ローンを組む人も増える。住宅ローンのことで悩んでいる人も多いと思うため、今回の追加はそのような悩みを抱えている人達を救うことになる。そういうユーザーを取り込めれば、ポイントを活用するために、au WALLET Marketの利用に繋がるかもしれない。ECにおけるポイント戦争に関わる大事な問題として、当メディアとしては注目しておきたい。