ファッションはレンタルの時代!?注目の9つを徹底比較
ドレスも普段着もバックもネクタイもレンタルで!
”トレンドに沿った洋服を日替わりで着こなす”。女性なら一度は夢見るファッションモデルのような生活だ。しかし、現実はそうもいかない。毎日洋服を購入するには費用が掛かりすぎるし、保管する場所やクリーニングなど、管理の方法も考えると、結局、数パターンの洋服を着回す、そんな生活になっているのではないだろうか。
ところがここ数年、洋服をはじめとするファッションアイテムは”買うもの”から”借りる”ものに変わり始めている。費用は定額で、手元には数着の洋服が届く。中にはスタイリストが好みに合わせて洋服を選んでくれるサービスもあり、ファッションの楽しみ方が根本から変わってきているともとれる。
この背景にあるのは、EC化が高まりインターネットでの買い物需要が高まっているのに対し、アパレルECが他の分野に比べ伸び悩んでいるというのもあるのではないだろうか。実物を手に取ることができないため、商品が届いてから「サイズが合わなかった」や「思っていた素材と違った」という事態に陥りがちなのが、アパレルECの課題の一つとも言えよう。これが、レンタルであれば「合わなければ取り替えてもらえばいい」となり、利用者はより気軽に、インターネットを通じたファッションを楽しむことができるのだ。
レンタルファッションが当たり前となれば、少し大げさかもしれないが、「洋服は借りるもの」に代わってしまう可能性だってある。アパレル商品を取り扱うECサイトとしても、ファッションをレンタルするという新たな消費がどのような影響をもたらすのか、注目すべきだろう。
今回はそんなレンタルファッションサービスを9個取り上げ、それぞれの特徴をまとめた。
air Closet・メチャカリ・SUSTINA・Rcawaiiなど9サービス!
取り上げたサービスは下記。
【レンタルファッションサービス】
・air Closet(エアークローゼット)
・メチャカリ
・Rcawaii(アールカワイイ)
・SUSTINA(サスティナ)
・Licie(リシェ)
・Sparkle Box(スパークルボックス)
・Laxus(ラクサス)
・KASHI KARI(カシカリ)
・FRESH NECK(フレッシュネック)
どのサービスもクリーニングは不要で、そのまま返却するだけで良い。ファッションの幅を広げるという側面と洋服の管理の手間を削減できるという両方の側面があると言えるだろう。各サービスの違いは料金や同時レンタル点数に加え、取り扱いブランドで大きな差がみられる。
洋服に限らず、アクセサリーやバック、ネクタイなどの小物のレンタルもあり、広い意味でファッションを楽しめるようになっている。